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 4月20日、WGP(世界二輪選手権)の加藤大治郎選手が転倒事故のため亡くなった。

 ゴジラもイチローもサッカーの中田もかなわぬほど、海外でのWGPの人気・知名度は高い。日本人選手は、WGPの盛り上がりがいまひとつの母国、日本に帰った時が一番リラックスできるらしい。海外にいるとファンに追いかけられて大変なのだそうだ。

 WGP250CCクラスでワールドチャンピオンになり、バイクレースの世界最高峰モトGPクラスにステップアップ。今年あたり世界の頂点にたつのも夢じゃないと思われた若き天才ライダー加藤大治郎。シャープな走りとは対照的なのんびりとした口調で誰からも愛される選手であった。心からご冥福をお祈りする。

 さて、ゴジラといえば、ついにイチローと直接対決。まあ、直接対決といってもイチローが投げた球をゴジラが打ったりするわけじゃないんだが、とにもかくにもヤンキースVSマリナーズの直接対決なんである。

 遠く海の向こうの野球の試合の経過がどこにいてもリアルタイムでわかる時代。「そんなの当たり前、テレビ見てりゃわかる」とお思いだろうか? そりゃ、家でテレビにかじりついてれば、時々刻々と海の向こうだろうが月の彼方だろうが各地のニュースは入ってくる。しかし、なかなかそうもいかないのが世の常である。

 たとえば、居酒屋のテレビで7回表まで見た巨人阪神戦。8対2、今日は阪神の勝ちや万歳とばかりに六甲おろしを唄いながら家に帰ってみれば、ペタの満塁ホームランで同点、さらに代打清原の1本が続き、8対9で巨人の勝利。勝ち投手上原、負け投手吉野。え~、なんでや、どないなっとんねん!

 と、まあ巷ではそんな風景が何度も繰り広げられてきたわけだが、今や携帯電話でネットにアクセスすれば、ほぼリアルタイムで試合経過を知ることができるようになった。さらに、私が使っているJ-phoneの携帯はステーション機能なるものが装備されており、新しいニュースがあると勝手に知らせてくれるのだ。松井がヒットを打ったとか、イチローが盗塁したとか、新庄がなんか喋ったとか、日本人メジャーリーガーたちのニュースが携帯に続々と入ってくる。無論、入ってくるのはメジャーの話題だけではない。タマちゃんがどっかの川に顔を出しただのひっこめただのといった特に知りたくもないニュースも続々と入ってくる。

 さて、プレイボールはもうすぐ。明日の私の携帯にはどんなニュースが送信されるのだろう。吠えるゴジラか、はたまた先輩の面目を保ったイチローのコメントか。あるいは熟女タレントの恋愛沙汰とかグラビアアイドルが秋葉原で握手会? って、そんなニュースは配信してくれなくてもいいんだよう。ともあれ、なんとも便利な世の中になったものである。