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 久々に飲み会に参加し、途中トイレに行ったら、ズボンを下げた途端に携帯電話がポチャリ。
 普段はカバンの中かコートのポケットに入れておくのだが、たまたまそのときに限ってズボンの尻ポケットに入れて持ち歩いていたために起こった悲劇であった。

 慌てて便器の中から救出し、丁寧に水気を拭い、ドキドキしながら携帯を開いてみると、あら不思議、いつも通りの待ち受け画面が表示されているではないか。
 と、安心していたところ、家に帰ってみたら、やっぱり画面は真っ暗。どのボタンを押しても何の反応もなし。
 電話番号やメールアドレスのデータを失うのも痛いが、私の携帯はスケジュール管理機能が付いているので、スケジュール手帳代わりに使っているのである。人と会う約束も見たいテレビ番組も原稿の締め切りもすべて携帯に任せっきりの生活を送っている私。ああ、困った。
 ところが、ふと充電器に載せてみたところ、充電中マークがかすかに点滅しているのが見える。完全にお亡くなりになったわけではなかったのだ。携帯はまだ生きている!
 結局、修理に出したところ、電話帳データだけは復活したものの、それ以外のデータは全部アウト。肝心のスケジュールや、近所の犬や仲良しの友を写した画像、自作の着メロなど、惜しいデータを数多く失ってしまった。

 さて、携帯が修理から戻ってきたと思ったら、今度はパソコンである。
 我が愛機・iMacは気合いが足りないんだか根性が悪いんだか虚弱体質なんだか、しょっちゅうフリーズするのだが、再起動すれば何事もなかったかのように動き出すけなげなヤツだ。ところが、今回に限ってミョーなアラートメッセージが出たきりにっちもさっちもいかなくなってしまった。
 半日ばかりiMacと戦っていたのだが、どうにもならずついにアップルコンピュータのサポートに電話をかけた。
 サポートの男性に今の状況を問われ、「現在はOS 9で使っているが、OS Xもインストールされており、OS Xからは不安定ながら起動できる」と言おうとしたのだが、つい「オーエスペケもインストールされてるんですが」と口走ってしまい、すかさずサポート氏、冷静な声で「そうですか、オーエステンも入ってるんですね」。日ごろからMac OS Xをオーエスペケと呼んでいた報いである。
 そして、Appleサポート氏の適切な指示のおかげで、ありがたいことに我がiMacは無事復活。オーエスペケ…もといOS Xではなく、今まで通りOS 9で使っている。

 そんな矢先、PSXのリモコンが壊れてしまった。リモコンの真ん中にあるジョイスティックが全く利かなくなってしまったのである。
 ジョイスティックはPSXのリモコンの要。コレが使えないと録画予約もゲームも何もできない。
 しかし、次から次へと壊れる我が家の機械。一体何の呪いだ。おはらいでもした方がよいのだろうか。

 PSXの取扱説明書を何度も読み返してみたものの解決策なし。万事休すである。
 今度はソニーのサポートに電話をかける。呼び出し音の後、「ガイダンスに従って……」という録音の音声が流れているところに、家人帰宅。簡単に事情を説明すると、あっというまにリモコンを直してしまった。慌てて電話を切る私。家人によると、リモコンのモードボタンが切り替わっていたとのこと。おそらくどこかにぶつけたときにでも勝手に切り替わってしまったのであろう。

 ああ、危なかった。
 家人の帰りがもう少し遅かったら、またサポート氏に「ピーエスペケのリモコンが…」などと言って、恥をかくところであった。九死に一生を得るとはこのことだ。って、このことじゃないってば。