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 幼児はオトナの真似をするのが好きだ。
 化粧道具を使われて新しい口紅をダメにされたとか、大事なカメラのレンズを舐められたとか、携帯電話を勝手にリダイアルされたとか、油断大敵なエピソードをよく耳にする。
 パソコンも危ない。
 以前、インターネットでチャットを楽しんでいたところ、それまで穏やかに雑談していた知人が、突然「ほせ、ぇえうぇうぇcえうぇ」などと意味不明な事を言い出して仰天したことがある。

 そう、子どもの仕業だ。暴れる子どもを膝に乗せ、必死に押さえ込みながらチャットしていたのだが、ついに力尽きてしまったらしい。
 往々にして幼児はボタンや数字を好む。さらに、音が出るモノも大好物ときている。
 数字や文字がズラリと並んでいて、触るとカチャだのピーだの音がするパソコンが面白くないわけがない。
 しかも、親が真剣な顔で操作してたりするのだから、そりゃあもう最高に楽しいオモチャに決まっている。
 かくして、メールの返事を書くのを邪魔されたり、データを保存する前にアプリケーションを終了されたり、ファイルを勝手にゴミ箱に放り込まれたりと、各地で悲劇が繰り返されているわけである。
 さて、そんな悩み多き親たちに朗報である。
 10月にエポック社から発売された「スーパーテレビパソコン」は、AVケーブルでテレビにつなぐだけという簡単なセッティングでパソコン遊びができるという玩具。もちろんキーボードもマウスもついている。
 これまでエポック社からリリースされていた「テレビパソコン」は、ドラえもん、ハローキティ、とっとこハム太郎の3つのバージョンがあり、青いドラパソコン、ピンクのキティパソコン、黄色のハムパソコンとそれぞれのキャラクターイメージに合わせたデザイン。確かにいずれも可愛いのだけれど、いかにもオモチャという感じがする。
 だが、今度の「スーパーテレビパソコン」は、iMac風のデザインがホンモノっぽい。
 解像度やグラフィックス機能など処理能力も向上しており、同社によれば「インターネットにつながっていないだけで機能的には普通のパソコンと同じ」らしい。
 「とっとこハム太郎 ハムハムおんがくぱらだいちゅ!」「ドラえもん 超能力ゲームコレクション」「ダブルマウスパーティ」といった別売のカートリッジでゲームができるし、テレビにつなぐだけで100マス計算や4コマ漫画の作成などもできるというから、パソコンで勉強させたい親にもパソコンで遊びたい子にも嬉しい仕様だ。別売りプリンターを買えば、4コマ漫画を印刷できるらしい。
 また、キーボードのキー配列は普通のパソコンと同じなので、タイピングの訓練にもなるかもしれない。
 幼児は意外とホンモノ指向である。
 テレビのリモコンを盛んにいじっているので、似たような形のオモチャを買い与えたら見向きもしなかった…なんていうのは、よくある話。
 でも、このスーパーテレビパソコンなら、目の肥えた今どきの幼児も満足させられるかもしれない。
 というか、これでインターネットに接続できれば、オトナだって欲しがると思うぞ。
 デザインもキュートだし、AVケーブル1本でテレビにつなぐだけでパソコンが使えるのだから、旅先に持っていくのにも良さそうだ。
 100マス計算はいらないけど、麻雀とかテトリスみたいなオトナもハマるゲームが入ってたらさらに嬉しい。ああ、4コマ漫画作ってみたいなあ。

スーパーテレビパソコン(準備中)
テレビパソコン
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