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 Windows Vistaの通常版を購入して、Windows XPとは別のドライブにインストールする(XPをCドライブにインストールしているのなら、VistaをDドライブにインストールする)と、両方のOSを使うことができる(関連記事)。これをデュアルブートと呼び、パソコンの電源を入れたあとにOS選択画面が表示され、どちらのOSを起動するかを選ぶことができる。

図1 デュアルブート時のOS選択画面。標準では「Microsoft Windows Vista」が選択されているが、これを「以前のバージョンのWindows」にすることができる。自動的に起動するまでの待ち時間も変更可能だ

 標準だと、このOS選択画面(ブートマネージャ)ではWindows Vistaの起動が優先されている。選択肢ではWindows Vistaが選択されているし、何も操作しないで放っておいても30秒後にVistaが自動的に起動する。この起動の優先順位と、自動的に起動するまでの時間は設定で変更できる。

 まず「コントロールパネル」で「システムとメンテナンス」→「システム」を開き、ウインドウ左側にある「システムの詳細設定」を開く。「システムのプロパティ」が表示されるので「詳細設定」タブを開き、下にある「起動と回復」の「設定」ボタンを押す。

 「既定のオペレーティングシステム」のプルダウンメニューで、優先したいOSを選択する。初期状態では「Microsoft Windows Vista」になっている。その下にある「オペレーティング システムの一覧を表示する時間」にチェックを入れて(初期状態ではチェックが入っている)時間(秒数)を設定すると、自動的に起動するまでの時間を変更できる。あまり短いと選択する間もないので、適度な長さにしておこう。

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図2 「コントロールパネル」にある「システムとメンテナンス」を開き、その中にある「システム」を開く

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図3 ウインドウ左側にある「システムの詳細設定」を開く

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図4 「システムのプロパティ」が表示されるので「詳細設定」タブを開き、下にある「起動と回復」の「設定」ボタンを押す

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図5 「既定のオペレーティングシステム」のプルダウンメニューで、優先したいOSを選択する。その下にある「オペレーティング システムの一覧を表示する時間」で時間(秒数)を設定すると、自動的に起動するまでの時間を変更できる

 例えば、Windows Vistaをインストールしたけれど、主に使うのはWindows XPなのでXPを優先的に起動したい、といった場合はこの手順で優先順位を変えておこう。

 ちなみに、既定のOSにWindows XPが指定された状態で、「オペレーティング システムの一覧を表示する時間」のチェックは外さないほうがよい。チェックを外すとブートマネージャを飛ばして自動的にWindows XPが起動されるようになり、Windows Vistaを選べなくなる。このようになった場合、Windows XP側から設定を変えてWindows Vistaを既定のOSに戻すのは難しい(コマンドプロンプトでMS-DOSのコマンド操作をする必要がある)。「オペレーティング システムの一覧を表示する時間」を0秒にしても同じ状態になるので、この時間も0秒にはしないようにしよう。