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 キャノンのデジカメ「EOS Kiss」のCMで、随分と小柄なKISSが「ラヴィン・ユー・ベイビー」を唄っている。
 よく見ると、っていうかよく見なくても唄っているのはホンモノではなくてKISSの扮装をした子どもたちなわけだが、メイクといい表情といいKISSそのもの。まさにKISSの顔でシャウトしている。

 「可愛さ」や「無邪気さ」を無理に押しつけられるような感覚があって、子どもを使ったCMはあまり好きではないのだけれど、この「EOS Kiss」のCMはなかなかの出来だと思う。
 そういえば、中学や高校の頃はよく洋楽を聴いていたっけ。KISS、クイーン、カーペンターズ、ビートルズ…。ラジオの音楽番組をエアチェックして、月刊「平凡」や「明星」の歌本を見ながら、詞の意味もわからぬまま唄っていたものだった。
 「EOS Kiss」のCMを見ながら、そんなことをつらつら思い出していたら、こんな商品を見つけた。
 BANDAIの「PLUG BEAT」である。
 これは「観て楽しむ音楽=エンターオーディオ」をコンセプトしたという楽器型のフィギュア。プレスリリースによれば、「手足のついた楽器たちが、往年のロックナンバーに合わせ、まるで自分自身が演奏しているかのようにシンクロして動き、バンド演奏を楽しむことができ」、「1つの楽器でもお楽しみいただけますが、楽器同士を専用のケーブルで接続すれば、セッションプレイをしているような演奏をお楽しみいただくことができ」るという。楽器はギター、ベース、ドラムスの3種。
 収録されているのは、エリック・クラプトンの「Layla」やディープパープルの「Smoke On The Water」など、懐かしい曲ばかり。J-Rockバージョンもあって、BOOWY、レベッカ、プリンセスプリンセス、米米CLUB…と、今、30代から40代くらいの世代をターゲットにしたラインナップである。
 “ロックっぽさ”を表現するためか、楽器たちは黒いサングラスをかけているんだけれど、うーん、コレは要らないなあ。確かにこんなサングラスかけてるアーティストもいるけど。
 手足もついてなくていいや。もっと無機質なデザインの方がかえって感情移入しやすい気がする。で、楽器のディティールはできるだけホンモノに近い方が嬉しい。
 このPLUG BEATの兄貴分ともいえるのが、「LITTLE JAMMER meets KENWOOD」だ。
 こちらはジャズが専門で、フィギュアは楽器ではなく人の形をしている。フィギュアたちが持っているのは、サックス、ピアノ、ギター、ドラムス、ウッドベース、トランペット、パーカッション。PLUG BEATと同様に、フィギュア同士をつなげればジャズセッションっぽい雰囲気が楽しめるらしい。
 さて、ロック、ジャズときたら、次はクラシックだろうか。
 クラシックの名曲に合わせて、指揮者や演奏者がリアルな動きをしてくれたら楽しそうだ。
 オーケストラ全員揃えたら置き場所に困りそうだけど、どうせならズラリと並べて演奏させたい。合唱団やパイプオルガンも欲しいなあ。
 無論、楽器は最高級モデルの精密なレプリカであってほしい。
 いや、クラシックもいいけど、邦楽というのはどうだ。
 「いよお~」とか「はっ」とか、時折かけ声を発しながら演奏する裃(かみしも)をつけた三味線や鼓の奏者たち。奏者の動きや楽器の作りをリアルに作ってあれば、子ども向けの音楽教育の良い教材にもなりそうだ。
 オプションで畳とか掛け軸とかししおどしなんかもリリースしてくれたら文句なし。和むと思うぞ。

EOS Kissデジタル スペシャルサイト/CM GALLERYミュージック・セッションフィギュア「PLUG BEAT(プラグビート)」発売MUSIC SESSION FIGURES [ PLUGBEAT ]LITTLE JAMMER meets KENWOOD