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 早いものでもう師走。冬まっさかり。冬どまんなか。っていうか、これから
まだどんどん寒くなっていく。風邪を引きやすい体質の私にはツラい季節だ。
 しかし、こんな冬のさなかでも、うら若き乙女たちは出しまくっているので
ある。
 何をって、そう、おヘソである。

 ファーつきのジャケットやモコモコしたマフラーで身をかためているにも関
わらず、ヘソ全開。寒いんだか寒くないんだかわからん。
 昨今の若者はヘソどころかお尻の割れ目まで見える超ローライズのジーンズ
を好んで履いているし、私のようなオバハンは、そんな風景を見るだけで寒く
なってしまう。
 ああ、これだから今どきの若者は……と嘆く声が聞こえてきそうだが、いや、
ちょっと待ってほしい。
 確かに私だって最近の娘さんたちの露出ぶりにはビックリすることもある。
 私が若者だった1980年代頃はサーファーファッション全盛の時代で、肩や二
の腕は丸出しにしていたけれど、さすがにヘソだの尻だのを出して往来を歩く
習慣はなかった。
 だけど、もっと昔の1970年代には、今の若者に負けず劣らずヘソを出しまく
っていたのである。
 そう、大阪万博の頃だ。フラワーチルドレンとかヒッピーとかフーテンとか
言ってた時代。当時の野外コンサートなんかの映像を見ると、長髪+ジーンズ
でヘソ出しファッションの若い女性がゾロゾロ登場するではないか。それどこ
ろか上半身丸出しで楽しそうに踊る娘さんも珍しくない。ラブアンドピース。
 そりゃあ、私だって若い頃はミニスカートだってビスチェだってボディコン
だって身の程知らずにも着たけれど、うーん、やはりヘソはなぁ…。

 また、ウチの母親がヘソには特にうるさい人なのである。口癖のように「お
ヘソしまいなさい」と言っていた。いや、思わず過去形で書いてしまったが、
今でも言い続けている。さすがに四十を超えた娘には言わなくなったが、私の
息子、つまり孫の顔を見るたび「おへそしまいなさい」。二代にわたってヘソ
をしまわせる母おそるべし。
 そんなヘソに厳しい母に育てられたせいで、私はどんなに暑い真夏の夜でも
必ずお腹にだけはタオルケットをかけるし、裾の短いTシャツを着るとどうに
も落ち着かない。我が息子にいたっては、パンツにシャツを押し込んでヘソを
厳重にガードしているのである。
 と、このように1970年代と2000年代というヘソ出しOK世代の谷間に育ち、頑
なにヘソをしまい続けて四十余年。街でヘソを出して歩いている人を見ると、
「お腹冷えないだろうか」「寒くないんだろうか」「雷様にヘソ取られるぞ」
などと余計な心配をしてしまうのだった。
 このコラムの読者の皆様の中にも、ヘソ出し世代のお嬢さんやお孫さんがい
る方もいらっしゃることだろう。だが、これだけヘソ出しファッションが巷に
定着してしまった以上、今さら「ヘソをしまえ」と言っても、なかなかしまっ
てはもらえないと思う。
 でも、せめて、娘さんやお孫さんの大事なヘソを雷様から守ってあげよう。
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向」などにについて解説する。ヘソ云々はともかく、ゴルフやハイキングなど
の際には、落雷による被害を防ぐため、こんなサービスを知っておいても損は
ないと思う。

 街でヘソを出して堂々と歩いている娘さんを見るとドキっとするけれど、私
も20歳若かったら母にさからってヘソを出しまくっていたような気がする。若
いってそんなもんだ。
 いや、問題は年齢や母親じゃなくって、このぽってりと出っ張った腹だな。
20歳若かろうが30歳若かろうが、この腹じゃヘソ出しは無理だあ。

ウェザーニューズ、携帯向け雷コンテンツ「落雷センター」開始