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昨年の年末頃だったろうか。5年生の息子が「DSのどうぶつの森が学校でハ
ヤってるんだよ」と言う。
DSというのはニンテンドーDSという携帯ゲーム機、「どうぶつの森」という
のはゲームソフトの名前である。

これまで任天堂のゲーム機は、ファミコン、スーパーファミコン、ゲーム
キューブ、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス…
と、6種類も買ってきている。今は、テレビにつなぐゲームキューブと携帯機
のゲームボーイアドバンスが現役稼働中だ。
「上下二つの画面」と「タッチペンで触る」というニンテンドーDSの斬新な
アイデアには心ひかれたものの、いかんせん値段が高い。ゲームキューブと
ゲームボーイアドバンスのほかにも、我が家にはプレステ2もある。ま、3種類
もあれば充分だろうと買わずにいたのだけれど、息子が「やりたいなあ、どう
ぶつの森」としきりに呟くものだから、お年玉代わりに買ってやろうかという
気持ちになったのだった。っていうより、ホントは自分がやりたかっただけな
んだけど。
「どうぶつの森」はもともとゲームキューブ用のソフトで、これは我が家に
もある。箱庭をチマチマとこしらえるような楽しさのあるゲームで、息子も私
も気に入っておおいに遊んだものである。ニンテンドーDS用の「おいでよどう
ぶつの森」
には、何やらあれこれ新機能が搭載されているらしい。やりたい。
チマチマしたい。
「どうぶつの森」のほかにも、犬をなでたり散歩させたりする「nintendogs」とか、
気になるソフトがいくつかある。やりたい。なでなでし
たい。
よし買おう、買っちゃおう。決めたぞ買うぞ、おー!
今や息子にねだられていることなどどこかへすっ飛んでしまい、自分で遊び
たいがためにDS購入を決心した私。
ところが、ないのである。どこにも売ってないのだ。ネットの通販サイトは
どこも品切れなのである。いや、実際は売っているのだが、どれもプレミア価
格。定価で販売している店がないのだ。
希望小売価格の1万5000円だって相当高いと思っていたのに、プレミア価格
なんて到底払う気になれない。
そうこうしているうちに、上位機種のニンテンドーDS Liteが発売された。
なるほど、Liteが出るからDSが品薄だったのね、これでLiteがどーんと出荷
されてどこでも定価で買えるようになるに違いない、そうだそうだきっとそう
だ……という予測は甘かった。
やっぱり買えないのだ。DSもLiteも。
欲しいと思ったらすぐに衝動買いしてしまう困った性分の私だが、品物が
売ってなければどうしようもない。1万5000円のDSが3万円弱、1万6000円の
Liteにいたっては4万近い値で売っている通販サイト続出。いくらなんでも倍
の値段で買うのは悔しすぎる。
ああ、この衝動買いしたい気持ちをどこにぶつければいいの。教えて、無駄
づかいの神様。
で、買っちゃいました。DSじゃなくてiPod nano
夫が以前から通勤時に音楽を聴くためのプレイヤーが欲しいと言っていたの
にかこつけて、えいやっと購入。だって、無駄づかいの神様の啓示があったん
だもん。1万7800円。DSより高いぞ。わはははは。ああ、スッキリした。
さて、届いたiPod nanoは想像以上に小さかった。まるでライターみたい。
こんな薄っぺらいモノに何百曲も入るんだろうか?
これまでずっしり重たいCDウォークマンを担いで会社に通っていた夫は、そ
の軽さに感激。
昨夜は夫のお気に入りのボサノバのアルバムをiPodにダビングするついで
に、せっかくなので「三味線ブギ」も入れておいてやった。何がせっかくだか
わからないが。
シャレたボサノバの合間にしゃしゃりこしゃんしゃんと流れる市丸姐さんの
「三味線ブギ」。夫は電車の中で腰を抜かしたに違いない。
というわけで、衝動買いしたい気持ちをとりあえずiPodにぶつけてみたわけ
だが、やっぱり欲しいぞニンテンドーDS。一日も早く店頭に定価で並ぶよう
に、無駄づかいの神様にお祈りしておこうっと。

ところで、前回のコラム「テレビCM今昔の巻」で、ハトヤのCMソングを
「4146」と書いてしまったのだが、これはもちろん「4126」の間違い。
「4146」では「良い風呂」じゃなくて「良い城」じゃないか。ああ、恥ずかし
い。本当に申しわけない。ここに謹んでお詫びします。ごめんなさい。