忙しいときに限っておもしろそうな話がやってくるというのは世の常でしょうか。
PCオンライン構築がいよいよ佳境になっていた1月31日、手配師・亀兄(PCオンラインの企画書テンプレート監修をお願いしている山北さんを紹介してくれたのはこの人)から、ちょろっとメールが届きました。
「ホリエモンに手紙書きませんか、歴史の記録として」
ロッキンオンの創刊に携わった橘川幸夫氏がホリエモンさんの逮捕にインスピレーションを受け(たのかどうか知りませんが)、亀兄に「ホリエモンへの手紙」という企画を持ちかけたのだそうです。
で、亀兄は知る限りの知り合いにホリエモンへ手紙を書きませんかと呼びかけました。
集まったのは30人余りからの手紙。
実は私、堀江さんが東大在学中からとある勉強会で顔を合わせていたのですが、彼がエッジ(ライブドアの前身)を立ち上げる頃から取材以外ではトンと交流がなくなっていました。特に印象深い会話をした覚えもなかったので、バッファローズ買収などでブラウン管(古いですね、今ならパネルですか)の中に映っている彼の顔を何とも不思議な気分で眺めていたのでした。
その後、彼がどうなったかはここに書くまでもありません。
ただ、同世代の1人として、彼は本当に不思議な人物だったのです。
だから、私も書きました「ホリエモンへの手紙」
で、この本、オンデマンド出版の仕組みで発行されています。
売れそうだと思ったのか、大阪屋さんルートで一部書店にも出るようですが、店頭で見つけるのはなかなか難しいでしょう。
先の橘川さんらが立ち上げたON BOOKで扱っています。ご興味を引いたらご覧ください。
1月31日に原稿を集め始めて4月20日に出版できるというフレキシビリティーはネット出版だからこそですね。その点も、自分が出版社で働いていてなんですけど感心しました。
あ、もちろん、PCオンラインのコンテンツも拡充中です。
5月中旬にはブログ・コラムの連載がどーんと始まります。お楽しみに。
追伸:
原も元気でやっていますので、原ファンの皆様、ご心配なく。