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 ぼちぼち、学生の方々は、就職活動真っ只中にさしかかる時期でしょうか。

 そこで、もう随分と昔のことになりますが、「就職活動」というテーマをもとに、僕の就職活動時代の話について書いてみます。

 僕はもともと“いわゆるしっかりした人”ではありません。落ち着きがない、モラトリアム、非常識、デタトコ勝負、計画性がない、とかそんな類の人間に属します。学生の頃から、「将来的には、仲間で、会社を作りたいなぁ」と漠然と思ってはいましたが、起業家本など、学生の頃に読んだことはほとんどありませんでした。今でこそビジネス書籍は読みますが、学生の頃は、ほとんどビジネスには興味がありませんでした。そんな人間ですから、就職活動を始めた時点では、すでに大手マスコミ業界は、時すでに遅しというタイミングでした(当時、確かマスコミが最も採用タイミングが早かった)。

 ただ、やるときめたら中途半端ではなく真剣にやろうというのが、僕のそこそこ良いところでして、就職活動をしようと決めてからは、一生懸命やりました。

 まず、面接のノウハウ本、能力テストのノウハウ本(SPIでしたっけ・・・)、それから自分探しの本、などなどを読破!そして、そもそもまずどういう業界が自分にあっているのか?まったくわからない状態からのスタートですので、あらゆる会社に片っ端から資料請求し、じっくり読んで自分なりに資料を整理。後輩を借り出して、資料整理させた記憶もあります。

 そして、DMで勧誘が来たところはスケジュールさえあえば、とりあえず顔を出してみる。説明会等で興味がなければ、切り上げる。ある程度興味がある業界や会社がみつかったらOB訪問をして話を聞く・・などなど。とにかく全力で取り組みました。

 今思えば、そもそも僕がその業界に向いているワケがないというようなところも、何もわからず闇雲にのぞいてみました。当時は何ひとつ自分のことを理解してなかったのです。でも、それはそれで自分を知る、社会を知るきっかけにはなったんですよね。

 例えば、就職活動の最初の頃に受けた会社の試験会場で、僕は鼻血を出して答案用紙を真っ赤にしてしまいました。原因は、朝から慣れないネクタイを締めて、窮屈だったからです(と僕は思い込んでいる)。

 「よし、スーツの会社は辞めよう」。ひとつ自分のことがわかった瞬間でした。