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 本日は4月6日。私は日経パソコン4月23日号に掲載する特集記事の作業に追われています。内容は「春デジカメの選び方」。各社から発売されたばかりのデジカメ春モデルを取り寄せて評価し、編集部のおすすめ機種を紹介する予定です。

 この特集のカギの一つを握るのが下の写真の表です。これは各機種の操作性を比較してまとめたもの。デジカメにしろ、パソコンにしろ、評価という作業は泥臭く、その手法は往々にしてアナログです。起動から写真を1枚撮り終えるのにかかった時間をストップウォッチで計って書き込む、次は撮影した10枚の画像を順番に液晶ディスプレイに表示してかかった時間を書き込む…これを各機種3回ずつ繰り返して平均値を取ります。同時に、画像を削除したりフォーマットするのに必要な手間や、いろいろと操作していて「お、便利」とか「わかりにくい」と思ったポイントなども書き込んでいきます。地道な作業で、「正直、しんどい」と感じることもあります。

 でもこうしてみると、機種ごとの違いがよくわかって興味深くもあります。例えば、撮影モードはさくさく選べるのに、削除に妙に手間がかかる機種。初期設定の起動音が妙にカッコつけていて気恥ずかしい機種。撮影した画像を表示するときに、画面が一瞬ぼやっとする機種…などです。最近のデジカメ、特にコンパクト機はよくできたもので、どの機種もそこそこの画質や機能を持っています。だからこそ、操作上のちょっとした不便が満足度の差につながります。しかもこういうことは、実際に試してみないとよくわかりません。ちなみに、これを機に自分のこだわりポイントもわかりました。私は失敗画像は一刻も早く消したいと思うのか、削除に手間がかかる機種に特にいらだちを感じるようです。

 操作性の話が中心になってしまいましたが、カメラにとって最も重要な画質も、もちろん調べました。今回は、プロのカメラマンにご協力いただき、浜離宮の菜の花畑やカラオケボックスでモデルさんを撮影したり、公園やビル街で景色を撮影したりしました。それを目を皿のようにして見比べたところ、機種ごとの画質の粗さや色味のクセも浮かび上がってきました。これらについては、写真の表とは別にノートにメモを取ってあります。

 みなさんのお手元に届く記事には、こうして得られた評価の結果を詰め込みます。おそらく自分でカタログを比較したり、価格コムの口コミを読んだりするのとは違う視点で参考にしていただけると思います。ご期待ください。