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【μ770SW】 【Optio W30】
オリンパスイメージング
価格 オープン(実勢価格は4万9800円)
発売日 2007年3月2日
連絡先TEL 0120-084215
http://olympus-imaging.jp/
ペンタックス
価格 オープン(実勢価格は3万9800円)
発売日 2007年3月15日
連絡先TEL 03-3960-3200
http://www.pentax.co.jp/
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 2006年春に登場した防水性、耐衝撃性が売りのコンパクトデジタルカメラは、スキューバダイビングやスキーを楽しむ人はもちろん、日常生活で水を気にせず、気楽に使いたいという人にも受け入れられて定着した感がある。防水機能があることで、海やプールなどの水辺で気軽に写真を撮影できる。子どもが泥まみれの手で触ったり、ジュースをこぼしたりしたときに、水洗いできるのも便利だ。

 こういったニーズを踏まえて、今年の春も防水デジカメの新製品が2機種登場した。オリンパスイメージングの「μ770SW」とペンタックスの「Optio W30」である。いずれも、従来機の「μ725SW」「Optio W20」に比べて防水性を向上させたのが特徴だ。

 μ770SW、Optio W30はいずれも、バッテリーとメモリーカードを挿入する部分やUSB端子、外部出力端子を収納する部分にゴム製のパッドが付いている(下図)。また、ボディー内部に防水機構を採用し、きょう体のつなぎ目部分やスピーカー部分の機密性を高めることで、ボディー内部への水の浸入を防いでいる。

 このため、泥などで汚れたデジカメを水洗いしたり、水につけて水中で写真撮影したりできる。実際にμ770SWとOptio W30を水槽に沈めて熱帯魚を撮影してみたところ、問題なくくっきりとした写真を撮影できた。

【防水機構の採用で水洗いや水中撮影ができる】
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水深10mでも撮影可能

 特に、μ770SWはスキューバダイビングでの水中撮影などに適した機種だ。防水のカメラケースを使わなくても、水深10mまで潜って撮影できる。本体には圧力センサーを搭載しており、撮影時にはディスプレイに水圧と水深、または気圧と標高を表示(下図)。これらの情報は、画像のサイズや撮影日時などとともに画像にひも付けて記録される。後で写真を確認する際に、写真を撮影した場所の状況が分かるのが楽しい。また、μ770SWを持って水深約10mまで潜ると、画面に「水深に注意」という文字が表示されるため、潜りすぎによるカメラの破損を防げる。より深く潜って撮影したい場合は、別売の専用カメラケース「PT-035」(実勢価格は2万1000円)を使用すると、水深40mまで潜ることが可能だ。

 また、μ770SWはスキーや冬山登山での利用にも適している。撮影可能な気温の条件が一般的なデジタルカメラは0~40度程度なのに対し、μ770SWはマイナス10~40度。低温に強いのだ。加えて、1.5mまでの落下に耐える耐衝撃性も備えている。まさにアウトドア向きのデジカメといえよう。

 ただ、μ770SWは高い防水性、耐低温性、耐衝撃性などを備える半面、撮影機能は若干物足りない。例えば、最近のコンパクトデジカメで一般的な手ぶれ補正や顔認識といった機能は搭載していないのは残念だ。

【μ770SW】圧力センサーを搭載し、水深や標高を表示する
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日常利用に適したOptio

 防水性や耐衝撃性はやや劣るものの、必要十分な撮影機能を備えているのがOptio W30だ。

 Optio W30の撮影可能な水深は3mまでとμ770SWよりも浅く、耐衝撃性についても特筆すべきところはない。ただ、顔認識機能や動画撮影時の手ぶれを抑える電子式の手ぶれ補正機能を搭載。ISO3200の高感度撮影、最短1cmまで寄れるマクロ撮影に対応する。記録媒体として、SDメモリーカードのほか、4GB以上記録できるSDHCメモリーカードを利用できる点もメリットだ。

 また、μ770SWと比べると、操作方法がシンプルで分かりやすいと感じた。

 例えば、本体背面にあるグリーンボタン(下図)。通常は、標準的な撮影モードである「グリーンモード」をワンボタンで呼び出すよう設定されている。ただし、ユーザー自身が設定を変更し、記録サイズや感度の変更、露出補正といったよく使う機能に割り当てられる。

 撮影モード選択画面も見やすい。撮影モードは本体背面の「MODE」ボタンを押すことで立ち上がる。さまざまな撮影モードが一覧表示され、十字ボタンでカーソルを上下左右に動かして選択できる。μ770SWでも撮影モードを選ぶことはできるが、各モードが縦一列に表示されるため、モードを選ぶ際に一つずつ送らねばならず、時間がかかった。

 結論として、スキューバダイビングやスキー、冬山登山などのアウトドアスポーツを本格的に楽しむ人には、防水性、耐低温性、耐衝撃性に優れているμ770SWが適している。だが、家庭や公園など日常的な場所での使用が中心で、海やプール、スキー場に行くときのために防水性があると安心という人にはOptio W30がお薦めだ。

【Optio W30】ボタン操作やモード選択画面は直感的で分かりやすい
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【μ770SWとOptio W30の主な仕様】
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