Officeソフトをお使いなら、まずはマイクロソフトが用意しているWebサイト「Office Online」の「クリップアートとメディア」で無料の素材を探してみるとよいでしょう。WordやExcelの「ヘルプ」メニューにある「Microsoft Office Online」からアクセスできます。左側メニューの「クリップアートとメディア」を選んでください。
気に入った素材にチェックを入れると「バスケット」に入り、まとめてダウンロードできます。ダウンロードした素材は、Officeに標準で付属する「クリップオーガナイザ」というソフトに自動的に登録されます。このソフトはOffice Onlineからダウンロードした素材だけでなく、BMP、JPG、GIF、PNG、TIF、WMFといったさまざまな形式で作られた素材をまとめて管理できます。


このほか、「PCオンライン」でもパソコンや周辺機器の素材を豊富に用意しています。ZIP形式で圧縮されているので、Windows XPの場合は、ファイルを右クリックし「すべて展開」で解凍します。素材は拡大、縮小しても画像が粗くならず、Officeソフトで読み込めるWMF形式になっています。
PCオンラインから入手した素材もクリップオーガナイザで管理すると便利です。管理したい素材を、クリップオーガナイザにドラッグ・アンド・ドロップするだけで追加できます。「PC Onlineイラスト集」といったフォルダーを新規作成しておくのもいいでしょう。

各素材にはキーワードを付けておきましょう。クリップオーガナイザの各素材の上で右クリックし、「プレビューとプロパティ」を選ぶと、「キーワードの編集」が行えます。

実際に手に入れた素材を使うには、Officeソフトのメニューにある「挿入」の「図」にある「クリップアート」を選びます。画面右側に検索窓が出てくるので、探したいキーワードを入力して検索しましょう。表示されたイラストはドラッグ・アンド・ドロップで文書内に挿入できます。また「ファイルから」を選ぶと、直接ファイルを指定して挿入することもできます。