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 SDメモリーカードの最大容量は規格上2GB。高画素のデジタル一眼レフカメラやビデオカメラの記録媒体としては、やや力不足になりつつあります。そこで最大容量を増やした「SDHCメモリーカード」が登場してきました。SDメモリーカードの上位規格です。

転送速度はクラスによって3種類ある

 SDHCメモリーカードは容量が4GBの製品から登場し、8GB、16GBと順次増え、将来は32GBまで拡大する予定です。データ転送速度の最低保証値は「SDスピードクラス」として定義されていて、性能によって、Class2が2MB/秒、Class4が4MB/秒、Class6が6MB/秒と区分されています。

 SDHCメモリーカードは、形や大きさはSDメモリーカードと同じです。しかし、既存のSDメモリーカードに対応する機器やメモリーカードスロットを備えたパソコンでは、データの読み書きができません。これはSDHCメモリーカードで使われているファイルシステムがFAT16からFAT32に変更されたためです。既存のSD対応機器(FAT16対応)では読み書きできないのです。利用するにはSDHC対応の機器が必要になります。なお、SDHC対応機器は、従来のSDメモリーカードも併用できます(下図)。

従来のSD対応機器では利用できない

 松下電器産業が2007年5月現在、発売しているSDHCメモリーカードの容量は128MB~4GB。Class6に対応している「RP-SDV04GJ1K」(オープン価格)は、容量が4GB、最大転送速度が20MB/秒で、実勢価格は1万5000円前後(2007年5月現在)です。同社のSDHC対応のビデオカメラ「SDR-S200」の場合、標準画質の設定だと、付属する2GBのSDメモリーカードを使っても約50分と1時間も記録できません。けれども4GBのSDHCメモリーカードを使えば、約1時間40分の記録が可能です。