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 エクセルで表を印刷したとき、セルに入力した文字が、セルの右側にはみ出してしまったり、途中で切れてしまったことはないだろうか。エクセルでは、セルに入力した文字がセルの横幅に収まらない場合、右側にはみ出して表示される。右隣のセルに別のデータが入力されていれば、途中で切れてしまう。また数値や日付がセルの横幅に収まらない場合は、「####」というエラー表示になる。どのケースも、文字に合わせて列の幅を広げれば、うまく表示、印刷ができるはずだ。

 ところが、ワークシート上で列幅を調整し、画面上はきちんとセルに収まっている文字が、実際の印刷で、セルをはみ出してしまうことがある。セルだけではない。「テキストボックス」などを使って作図したときも、画面上はボックス内にうまく収まっている文字が、正しく印刷されないことがある。一体どうしたことだろう。

プリンターは“無実”を主張、エクセル自身の不具合か?

 印刷のことだから、プリンター側に問題があるのでは――。まずは印刷のプロであるプリンターメーカーに問い合わせてみた。すると、「プリンタードライバー[注1]の不具合で、文字の色が変化してしまうなどの障害が起きたことは確かにある。だが、文字がセルをはみ出す現象については、エクセルが行う画面表示の問題と考えられる」という。プリンター側に“罪”はないというわけだ。

[注1]プリンタードライバー
印刷時に、プリンターを制御するためのプログラム。プリンターメーカーが独自に作成し、プリンターに添付する


 とすれば、これはエクセルのバグ(不具合)なのだろうか。早速、マイクロソフトのサポート情報を調べてみると、印刷に関するトラブル情報の中に、興味深い記述が見つかった。

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