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 オフィスでの仕事を振り返ってみると、「情報収集」と称したネットサーフィンが少なからぬ時間を費やしていることに気づきます。普段の巡回先のウェブサイトだけであればまだしも、そこからさらにリンクをたどって別のサイトに行くと、それだけであっという間に時間が過ぎていきます。ここに、オフィスワークの効率化のポイントが潜んでいそうです。

 情報収集を効率化するため、まず情報収集を二つのカテゴリー、サーチ(情報探索)とウォッチ(定点観測)に分けたいと思います。

 サーチにおいては、どのような情報が必要なのかがあらかじめわかっている状態で始めることになります。たとえば、ある産業の市場規模を知りたいとか、言葉の意味を知りたいとか、そういうものです。情報さえ見つかればそれで終わり。あとで説明するウォッチに比べれば、時間の浪費する可能性は低いといえます。

 とはいえ、必要な情報も見つからないと時間がかかってしまいます。情報そのものではなく、「その情報がどこに存在しているのか」という、いわゆるメタ情報が手元にないのであれば、自分で調べるのは時間がもったいない。オススメなのは、「はてな」の人力検索「Yahoo!知恵袋」などを使うこと。必要な情報がどんなものなのかが明確な場合には、非常に役に立ちます。

 サーチについては、このように「情報のありかを知っている人に聞く」という方法で、時間の浪費はほとんど解消されます。問題は、ウォッチのほうです。これが時間浪費の大敵なのです。

 ウォッチにおいては、必要な情報はあまり明確ではありません。「今日はどんなニュースがあるのかな」くらいの意識でウェブサイトを見始めるので、終わりがありません。世の中には情報が溢れており、その情報たちは多くの人に見てもらうように魅力的な見出しが付いています。「オシム、激怒!」とか「初体験を告白」といった見出しがあるとついついクリックしてしまいますよね。特にひどいのがYahoo!ニュース。タイトルに釣られていってみると、なんてことはない、「ドラマの主役初体験」だったりするので、がっかりもいいところです。

 Yahoo!トップページ右にある、ニュースの見出し。これを僕は、「魔界の入り口」と呼んでいます。一度魔界に足を踏み入れると、そこでは時間がものすごいスピードで過ぎ去り、気づくと午前中が終わっていた、なんてことになります。

Yahoo!JAPANのトップ画面。右の赤で囲まれた部分が、「魔界の入り口」

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