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 たいして機能もないソフトが、ウイルス対策やユーティリティなどの機能を備えていると偽って、ネット上で販売されている。ユーザーをあの手この手で脅して売りつける「偽ソフトの押し売り」詐欺である。偽ソフトとしては「DriveCleaner」「SystemDoctor」「WinAntiVirusPro」などが有名だ(下図)。

 これらのソフトはウイルス対策やユーティリティと称しているのにもかかわらず、ユーザーの期待する機能がない、あるいは期待した水準を大幅に下回る機能しか持たない。水道水を健康飲料と称して売るのと同様の詐欺である。

 情報処理推進機構(IPA)によると、こうした偽ソフトに関する相談は2006年4月ごろから急増したという(下図)。日本語化された偽ソフトが、2006年に入って出回りだしたことが背景にある。また、パソコンユーザーのセキュリティ意識の高まりに乗じて、「脅威を検出」といった脅し文句を連発。それに、ユーザーがだまされてしまうのも理由の一つである。