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 2006年12月、ヤフーが運営するオークションサイト「Yahoo!オークション」を舞台に、大規模な詐欺事件が発生した(下図)。家電ドットコムという企業が、商品を落札したユーザーから代金を受け取るだけで、商品をユーザーに送らなかったのだ。

 家電ドットコムは、ヤフーの定める審査を通過した「Yahoo!オークションストア」。登記簿のチェックや第三者調査機関による信用調査などを受け、12月1日からデジタルカメラや液晶テレビなどの出品を始めていた(下図)。最初のうちは商品をユーザーにきちんと届けていたが、2週間を過ぎたころから落札者に商品を送らなくなった。

 この騒動を受けてヤフーは12月27日、被害に遭ったユーザーに全額補償することを決めた。「家電ドットコムのケースは、かなり特異だと認識している。ユーザーが注意を払っていたとしても防げなかっただろう」(ヤフー)。現時点で、被害者はユーザーID数で989、被害総額は8786万円に上る。