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 将棋盤の上に並んでいる駒を移動するには、移動したい駒が表示されているセルにマウスポインターを合わせ、そのままドラッグして、移動先のセルでドロップすればよい(図1)。この要領で、2人で交互に駒を移動させたり、あるいは新聞などに載っている棋譜を入力して楽しめばよいだろう。

図1 専用の将棋ゲームソフトなどを用いずに、お手軽に将棋を楽しむとっておきの技だ。必要なのはおなじみのExcelと将棋フォントだけなので、仕事をしているふりをしてこっそり……なんてことも可能だ

 ただし、移動先に相手の駒がある場合、取った相手の駒は自動的に自分の持ち駒の置き場所に移動してくれないので、事前に移動先のセル内容をドラッグ操作などで持ち駒の置き場所に移動してやる必要がある。その際、取った駒を自分の持ち駒の置き場所に移動させるだけだと、駒の向きが逆、すなわち、相手の駒の状態のままなので、うまくない。また、自分の駒を相手の陣地内に攻め込ませても、自動的に「成って」くれない。例えば、「歩」はどこの場所に移動させても、「歩」のままということだ。これらを解決する方法については、あとで説明したい。

将棋フォントを準備する

 順序が逆となったが、Excel上で将棋を楽しむのに使った「将棋の駒」フォントについて、ここで詳しく説明しておこう。

 まず、何はさておき欠かせないのが「将棋の駒」を収録しているフォントだ。Googleなどの検索エンジンで「将棋」「駒」「フォント」といったキーワードを組み合わせて検索を実行すると、いくつか「将棋の駒」を収録したフォントを見つけられるはずだ。ここでは、小林芳雄さんのWebサイトで公開されているフリーフォント*3「将棋の駒」を利用した。Excelのセルに入力したときに見た目のバランスが良いからだ。

*3 小林芳雄さんの…フリーフォント
同氏のサイトでは、「将棋の駒」「天気図記号」「花」「道路交通標識」「バーコードフォントCode39」「丸付きアラビア数字」(0~90の各種)「元素漢字」などのフリーフォントのほかに、「アラビア数字セット」などのシェアウエアのフォントも公開されている。