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 皆さんが使っているパソコンのハードディスク(HDD)は、容量が足りてますか? 私はものぐさな性格のためHDD内を一切整理しておらず、そのうえ、パソコンでテレビ番組を録画するので、愛機のHDDはすぐにいっぱいになってしまいます。たまに不要ファイルを削除するくらいでは、根本的な解決になりません。

 私はデスクトップをメインに使っているので、そんなときは内蔵HDDを丸ごと交換してしまいます。外付けHDDを増設してもいいのですが、電源やUSBケーブルが邪魔な上、場所も取ります。さらに、内蔵HDDの方が安いんです。デスクトップ向けなら秋葉原のパーツショップで400GBが約1万円です。また、内蔵HDDを最新のものに変えれば性能も向上しますから、Windowsの起動時間も短縮できます。

 問題もあります。一番の問題は、内蔵HDDを外すとメーカーのサポート対象外になるところでしょう。ユーザーの自己責任になるので、交換に失敗してもメーカーに修理も頼めません。価格面の優位性や性能向上といったメリットと、自己責任のリスクを天秤にかけることになるわけですが、私の場合はずっと交換する道を選んできました。実際、デスクトップパソコンの場合は作業が比較的簡単で、ほとんどの場合、迷うことなく交換が可能です。

 ところが、ノートパソコンになると、むしろ迷うことなく交換をあきらめていました。実は6年ほど前に、モバイルノートのHDD交換を試みたのですが、見事に挫折したからです。本体のカバーを空けたら、外すネジの数が数十本と多いうえ、見慣れない専用ケーブルを外さねばならず、私の手に負えるものではありませんでした。ノートパソコンは、小さなきょう体に部品を高密度に収めるため、素人では簡単にHDDを取り外せなかったのです。

 しかし今回、日経PC21 2007年9月号の特集1「あと3年使うためのXPパソコン活用術」を担当して考えが変わりました。何機種かノートパソコン内蔵のHDD交換を試したところ、いずれもパソコン本体の側面や底面から簡単にHDDが取り出せるのにビックリ。誌面で紹介した2003年発売のNEC製パソコンの場合、HDDが格納されているフタを外せば簡単にHDDを交換できます。そしてバッファローやアイ・オー・データ機器などのノート用交換用HDDは、120GBで実売1万円台。この価格で従来の40GBから120GBへと3倍にアップできるのは、かなりのお得感があります。しかもこれらの交換用HDDには、元のHDD内容を新しいHDDに移行できるソフトも添付しており、簡単に元のHDD内容と同じ状態にできます。

 ただし、やはりすべてのノートパソコンが交換しやすくなっているというわけではありません。特に古い機種やモバイルノートでは難易度が高いので注意が必要です。事前の情報収集が欠かせません。日経PC21 9月号の特集では、HDDの交換方法を3つのパターンに分け、自分のパソコンがどのパターンに当てはまるかを確認する方法や、HDD交換時に注意すべき点なども解説しています。ぜひご一読ください。