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 編集部でも、粗悪品かどうか判定する簡単な実験を試みた。DVDメディアを家電量販店で購入。これに約4GBのデータを8倍速で書き込み、その後でPIエラーを測定した。プレクスター製のDVDドライブに標準で付属するソフト「PlexTools Professional」を利用し(下図)、テスト対象は4製品。いずれも最大8倍速の書き込みに対応したDVD-Rメディアである。WとXは記事中にも登場した大手国内メーカーの製品。どちらも国内で製造され、1枚当たりの価格は100円前後。典型的な国産DVD-Rである。YとZは海外(台湾製)ブランドで、店頭で安い方から2つを選んだ。

測定に用いた「PlexTools Professional」は、プレクスターのオリジナルユーティリティ。残念ながら、プレクスターのドライブを買わないと入手できない。PIエラーを含む合計5種類のテストを実行することで、ディスクの品質をさまざまな角度でチェックできる。製造者認識コードも分かる

 グラフの見方はこうだ。横軸はメディア上の場所で、左が内周で右が外周。縦軸が発生したPIエラーの数だ。ドライブとの間に相性がある可能性を踏まえ、書き込みは2機種のDVDドライブで別々に行った。結果は、DCAjの実験結果を裏付ける内容となった。国産のWとXの場合、ドライブとの相性に問題はあるものの、書き込み品質は良好で安定している。一方、海外製は国産に比べると品質が劣る。特にYは、規定値280を大きく振り切った。

 プレクスター製品以外をお使いの方が同様のテストをしたいなら、フリーソフトのメディア検査ツールがインターネットで公開されている。「KProbe」「PxScan」「DVDINFOPro」など種類は多い。ただし表記が英語だったり使い方が難しかったりと敷居は高い。比較的お薦めは「Nero CD-DVD Speed」で、日本語表記で使い方も直感的。だが対応するドライブが限られているので注意してほしい。