みなさん、モバイルしていますか? ソフトバンクのWindows Mobileスマートフォン「X02HT」が、ついに発売になりました。みなさん、ゲットしましたか? 私は無事に入手することができました。楽しく活用しています。
前々回の「X02HTを発売前にレビュー(第18回)」でご紹介したように、X02HTは、今まで発売されたWindows Mobileスマートフォンとは随分違う印象です。スタイラスペンで液晶をタップすることができないことで、こんなに大きく操作感が変わるんだなあ、と感じました。それ以上に、戸惑っているのが外部アプリケーションです。
スマートフォンの魅力は、何と言っても外部アプリケーションの導入によるカスタマイズが可能なところです。海外のアプリケーションも含めると、何千種類もあるWindows Mobile対応のアプリケーションを導入することで、自分の使いやすい端末にすることができるのです。今まで発売されていたWindows Mobile端末は、スマートフォンと言えども、昔のPocket PC時代のアプリケーションが動く場合も多く、過去の資産を活用できました。しかし、X02HTの「Windows Mobile 6 Standard Edition」は、ほとんどの外部アプリケーションが動作しない状態なのです。
しかしながら、X02HTの発売以降、Windows Mobileユーザーたちは、アプリケーションの検証を始めています。各ブログにて、動作確認が報告され始めています。また、アプリケーション作成者のみなさんも、「Windows Mobile 6 Standard Edition」対応のアプリケーションの開発に着手し、公開が始まっています。
それもこれも、魅力的な端末ならば、ユーザーの手で何とかしてしまおう!という、PDA時代から活躍しているプログラマーやブロガーの皆さんの活躍があるからこそ、このX02HTという端末がスマートフォンとしての潜在的な魅力が発揮されるのです。
今回は、X02HTで稼動確認の取れた外部アプリケーションをいくつが紹介します。これらのアプリケーションは、まだまだ開発途中のものが多くありますので、「動かない」と安易にブログに書いたり、作者の方にメールを送ったりはしないでいただきたいと思います。連絡を取るにしても、どんな環境で動かないのか、また、端末をフォーマットして初期状態にしても動かないのか、詳細な検証をした上で連絡をいれていただきたい。そうしたユーザーのベータテストを通して、育っていくのが、外部アプリケーションなのです。
それでは、簡単にご紹介します。