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 「関数」とは、ある決まった計算やデータ処理に英単語の名前を付け、自動で行えるようにしたもの。関数名に続けてカッコを入力し、必要な値やセル範囲を「引数(ひきすう)」として指定する。

 こうした関数の式をセルに入力するとき、カッコ内に指定する引数の種類や順番がわからずに、困った経験は誰にでもあるだろう。引数は関数ごとに異なるので、すべてを暗記することは難しい。

 そんな悩みを解消するために、エクセルには便利な機能が用意されている。関数の入力時に表示される「ポップヒント」だ。エクセル2002以降では、セルに式を立てるとき、関数名と左カッコまで入力すると、その関数に必要な引数の名前が、セルの下に自動表示される。これを参考に引数の種類や順番を確認すれば、適切な関数式が簡単に作成できる[注]

[注]引数の確認方法
エクセル2000以前でも、セルに関数名を入力した後、「Ctrl」+「Shift」+「A」キーを押すと、引数名が文字列としてセルに入力される

 「そのポップヒントなら、関数式を入力するときいつも参考にしている」――などと思うかもしれない。しかし、このポップヒントには思いのほか“使える”機能が隠されていることをご存じだろうか。さらに、このポップヒントの表示/非表示を切り替えたり、文字サイズを変更する方法も実は存在する。使いこなすと、意外と奥が深い機能なのだ。