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 年始にNHKのドキュメンタリー「プロフェッショナル 仕事の流儀」でイチロースペシャルをやっていました。その中で、以前から話には聞いていたのですが、準備運動の話がでてきました。イチロー選手は、試合が始まるまで、すべての準備を綿密に決めていて、何も考えることなくウォーミングアップをするそうです。それをキャスターである脳科学者の茂木健一郎さんが、無意識の領域を扱うのならそういう方法しかない、とコメントしたところが非常に印象に残りました。

 これはおそらくビジネスパーソンも同様で、毎日を試合に見立てるなら、そこに向かうための準備を、できるだけ意識することなく同じパターンで進めるのが重要ではないかと思うのです。それによって、無意識の部分をコントロールする。毎日同じパフォーマンスを発揮する。そういう準備です。

 そこで改めて、毎日、会社に来てからの行動をチェックしてみました。まずかばんを置き、コートを脱ぎロッカーにいれ、コーヒーを入れながら同時に、パソコンの電源を入れて、まずメールから確認する……。意識して振り返ってみると、これがあるときにはパソコンの電源を入れていきなりメールチェックを始めたり、かばんの置き場所が違っていたり。目に見える部分ではパフォーマンスは変わらないように見えても、目に見えない無意識の領域では、実は大きな違いが出ているはずなのです。イチロー選手が番組で語っていた、目に見えないところが重要だという話にもつながってきます。

 そこで、1日の朝の行動パターンを設計してみました。できる限り、この順番で準備を進めていく。もし気になるところがあれば、工夫をしてみようと思います。

1 かばんを必ず所定の場所に置く
2 仕事には関係のないコートなどの荷物をロッカーなどにしまう
3 目に入る範囲で、不要な書類を捨てる
4 ペンなどの道具が散乱している場合、所定の場所に置く
5 エアーダスター(ほこりを吹き飛ばすスプレー)で机のほこりを飛ばす
6 ウェットティッシュで机を拭く
7 粘着テープのコロコロで周りに落ちているごみを拾う
8 観葉植物に水をやる
9 パソコンの電源を入れて、スケジュールを確認する
10 次にメールを確認して、すぐに返信できるものは返信する

 1月は1年のスタート。自分の仕事のルーチンを見直していくところから1年を始めてみてはどうでしょうか?