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 最近、インクジェットプリンターのインクで、メーカー純正ではなく、サードパーティが販売する互換インクを使う人が増えているようです。互換インクが一般に認知されるようになり、店頭で見かけることが多くなったからでしょう。実際、量販店でのシェアも10%程度にまで増えてきているようです。

 互換インクの大きなメリットは価格です。純正インクと比べて、1~2割程度安く売られています。ただ、画質や耐光性は気になります。文字だけを印刷するのなら、色が多少違っていてもそれほど気になりませんが、写真を印刷するのなら話は別です。きれいな色で印刷したいですし、印刷後に色が変わってしまうのは避けたいところ。ところが、こうした画質の劣化や耐光性などについて、客観的に比較できるデータが今までは存在しませんでした。

 こういった状況の中、2007年暮れに興味深いデータが公開されました。機器の計測などを行っているアリオンが独自に行った試験で、純正インクと互換インクの画質や耐久性を比較しているのです。この試験は、JEITA(社団法人 電子情報技術産業協会)が定めた画質の比較方法「CP-3901」に準拠し、実際の利用環境を模しています。

 この結果を見ると、純正インクと互換インクの画質にはかなりの差があります。純正インクの方が画質劣化は少なく、互換インクの中には半年程度で画質が劣化してしまうものが多く存在します。一般的な写真の寿命から考えると、あまりにも短いと結果です。アリオンのWebサイトには、計測結果が画像付きで掲載されているので、興味ある方は是非、ご一読ください。

 今後、JEITAの定めた測定方法で比較した印刷サンプルが店頭に並べられることになるでしょう。インクジェットプリンターの利用者にとって、画質と価格を手軽に比較できる環境が整うことは好ましいことだと言えそうです。

アリオンのサイト