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 携帯電話のカメラ機能が大幅な進化を遂げている。KDDI(au)が2007年8月に発売した「EXILIMケータイ(W53CA)」。2008年2月に販売を始めたNTTドコモの「Cyber-shotケータイ(SO905iCS)」。いずれもコンパクトデジカメの普及機に匹敵する500万画素超の撮像素子を搭載した携帯電話だ。ソフトバンクモバイルも、韓国サムスン電子製の「PHOTOS(SoftBank 920SC)」を2008年1月に発売。サムスンは韓国をはじめ海外ではデジカメを市販しており、その技術を携帯電話に載せたのが同機種。

 3機種ともデジカメとそん色ない使い勝手をうたうほか、SO905iCSとW53CAはソニーとカシオ計算機の人気デジカメの商標を冠するなど、並ならぬ意気込みが伝わってくる。

 これら「デジカメケータイ」の実力はどうなのか。編集部で実機を試してみた。結論から言うと、明るい場所での撮影ならば、デジカメと大差ない画質で撮影できた。DPE店などで印画紙にプリントし、大手を振ってアルバムに張れる画質だ。「写メール」に代表される従来の携帯電話のカメラ機能と比べたら、大進歩と言えるだろう。半面、夜間や暗い屋内での撮影にはまだ難がある。また、動作の緩慢さにも改善の余地がありそうだ(図1)。以下、順に詳しく見ていきたい。

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