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 ハードディスクやUSBメモリーが大容量・低価格化していく中で、いまCD/DVDが見直されています。その理由は、“保存性”です。例えばハードディスクは、寿命が3~5年程度。万が一故障してしまったら、大切なデータが消えてしまいます。そんなハメに陥らないため、長期保存が可能なCDやDVDに残しておこうというわけです。

 ところが、いざCD/DVDディスクを購入しようとすると、製品によって価格差が大きいことに驚きます。例えばDVD-Rの場合、国内メーカー品は1枚80~100円程度(パッケージのタイプや販売店によっては、もっと安いケースもあります)。一方で、あまり聞かない海外メーカーのDVD-Rが、1枚30円前後で売られています。こんなに安いと、品質は本当に大丈夫かと気になります。

 そこで日経PC21の2008年4月号では、さまざまなDVD-Rを対象に、品質検証テストを行いました。ディスクの品質は出荷時期やロットによって変わる可能性があるため、今回のテスト結果がすべてとはいえませんが、やはり格安DVD-Rで問題が発生したのです。

 一例を挙げると、耐久性のテストです。動画を保存したDVD-Rを太陽にさらした状態にしておき、再生に問題がないか定期的にチェックしてみました。

 多くのディスクは、問題はありませんでした。しかし格安ディスクの中には、最初のうちは再生に問題がなかったものの、時間の経過と共に、画面にモザイク上のノイズが出たり突然停止するなど、問題が発生したものもありました。記録したデータが“劣化”したわけです。長期保存のためにせっかくDVD-Rに保存しても、データが読めなくなってしまっては意味がありません。

 このほか、DVDレコーダーでは再生できるが、パソコンではきちんと再生できないなど、環境によって問題が起きる不安定なDVD-Rもありました。

 やはり格安DVD-Rには、それなりのリスクがあるようです。長期保存のためには、多少価格は高くとも、品質のよいディスクを選びたいものです。

 ちなみに、耐久性のテストは執筆担当者が自宅で実験しました。太陽にさらすため窓際にDVD-Rがずらりと並んでいる異様な様子に、「近所の人から変な目で見られた」「遊びに来た友人に怪しがられた」など、肩身の狭い思いをしたようです。

 こんな苦労のすえ完成した日経PC21の4月号特集1「CD&DVD記録・管理術」。上記テストの結果をもっと詳しく知りたい方は、ぜひご一読ください。