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 家庭用PCを使って音楽を聴く光景はすっかり一般的になってきた。PCで音楽を聴くことが日常的になってくると、より良い音で聴きたくなるのが人情。最近はPCにつないで利用するアンプ内蔵型スピーカー(アクティブスピーカー)も種類が増え、音楽鑑賞向け製品の人気も急上昇している。

 そこで音にこだわりを持つ、オーディオメーカーや楽器メーカーの製品を一堂に集め、その実力を探った。評価に際しては、AV評論家の麻倉怜士氏と本田雅一氏に協力いただき、加えて日経WinPC編集部代表として稲川哲浩が加わった。その評価結果のすべては日経WinPC 4月号(2008年2月29日発売)をご参照いただきたいが、ここではタイムドメインというメーカーが開発した製品の試聴結果を紹介する。

 あまりなじみのないメーカーかもしれないが、あのビル・ゲイツ氏に「私が7000万円で買ったオーディオシステムよりいい音だ」と言わしめたスピーカーを開発した元オンキヨーの技術者が社長を務めている。今回試聴対象としたのは、同社がPCユーザー向けに開発した廉価な製品である。

タイムドメイン (TEL 0774-95-5060) 価格 1万8900円

ボーカルやアコースティック楽器の再生に向く小型スピーカー

 元オンキヨーの技術者だった由井啓之氏が開発したタイムドメイン理論に基づくスピーカー。既存のスピーカーは周波数特性を整える方法で原音を再現することを目指しているが、この理論は音圧の時間変化を再現させる方法を採る。特にアコースティックな音の再生にこだわるメーカーで、著名音楽家のファンもいる。

タイムドメイン方式では左右のスピーカーを並べて置いたりしても音場が乱れないとされる。PC机では設置場所に制約があることが多いので、ありがたい。