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 定額高速通信の登場だけでなく、この1年で端末にも変化があった。「スマートフォン」という時代の風雲児が一気に飛躍したのだ。スマートフォン市場は2006年に一気に立ち上がり、2007年もウィルコムをはじめ、イー・モバイル(ただし通話機能はない)やソフトバンクモバイル、NTT ドコモが個人向けに次々と端末を発売した。ガートナー ジャパンの調査によれば、2006年のスマートフォンの出荷台数は前年比200%以上。2007年も引き続き出荷台数は前年超えを予想している。

ExcelやIEも使える

 さて、そのスマートフォンとは一体何者なのか。一から学んでいこう。

 スマートフォンはいわば、ミニパソコン(図11)。その形状こそ携帯電話に近いものの、機能や使い勝手はパソコンと考えた方がよい。

 現在、市場にある個人向けスマートフォンはすべてWindows Mobileを搭載する。Windows Mobileは、スマートフォン向けOSとはいえ、OfficeやInternet Explorer(IE)などWindowsユーザーにはなじみ深いアプリケーションを搭載している。WordやExcelでは基本的な編集ができ、IEでのWebページ閲覧も「各社のチューニングにもよるがパソコンで見るのと同様に見られる」(NTT ドコモ)。これらのソフトはすべてWindows Mobile専用で、Windows XP/Vista用のプログラムはスマートフォンでは使えない。

 携帯電話でインターネットやメールをする際に利用する「iモード」「Yahoo!ケータイ」のようなサービスはない。「携帯電話との違いは“オープン”であること」(NTT ドコモ)。このためインターネットの利用方法は基本的にパソコンと同じで、各種アプリケーションから自由に行える。