PR

 2008年を読み解く用語を紹介する前に、今年のトピックスを簡単にまとめておこう。2008年に注目すべきは大きく5つ。「整備されるワイヤレス通信」「新しいモバイル端末」「ネットサービスの進化」「賢くなる周辺機器」「地球温暖化防止への取り組み」だ。これら5つが複雑に絡み合い2008年を彩っていく。

 中でも注目は「ワイヤレス通信」と「モバイル」だろう。2008年、ワイヤレスの通信環境は着実に前進する。これによって、「出先での通信は遅くてイライラする」という“常識”をくつがえし、使って便利なサービスへと進化するはずだ。例えば、イー・モバイルが2007年末に始めた7.2Mbpsの定額制サービス。このサービスは、2008年に多くの地域で利用可能になる。これによって、ワイヤレス通信の体感スピードはADSL並みに引き上げられ、モバイル活用への大きな弾みになる。

 次世代のワイヤレス環境と言われるモバイルWiMAXもすぐそこまで来ている。総務省は2007年12月21日、KDDIやインテル、京セラなどが出資するワイヤレスブロードバンド企画に対して、2.5GHz帯周波数による次世代無線通信の免許(モバイルWiMAXで利用)を与えた。2008年度中に試験サービスで数十Mbpsの高速通信サービスが開始される。すでにインテルはモバイルWiMAX用の通信モジュールを用意しており、2008年にはこれを搭載したノートパソコンの出荷が始まる予定だ。