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 2008年に盛り上がるのは、モバイル関連だ。より高速なワイヤレス通信環境が普及し始め、ノートパソコンもより小型、軽量化する。まずは新しい通信規格やノートパソコンに搭載される技術など、モバイル関連の用語を見てみよう。

 2008年はモバイル環境が大きく変わる年になる。ワイヤレス通信速度が上がり、ようやくストレスなく大容量のデータをやり取りできるようになるからだ。それに歩調を合わせて、モバイル向けの新技術も登場してくる。

 まず、ハードウエアについて見てみよう。この1月に新しいCPU「Penryn(ペンリン、開発コード)」が登場。トランジスタのゲート部に新しい素材を使い、処理性能を上げつつ消費電力を大きく下げた。これでノートパソコンは、従来よりもバッテリー駆動時間が伸びる。

 新しい記録メディア「SSD」も普及期を迎える。HDDと比べると、容量や価格の点で見劣りするが、今年後半には多値型と呼ぶタイプのSSDが登場。多値型は1つのメモリーに複数の情報を保存するため、現在主流の2値型に比べコスト面で有利。64GBの容量では5万円台、128GBの大容量でも10万円を確実に切りそうで、コスト面でHDDの差は徐々に詰まってくる。

 コスト面で通信費も見逃せない。WiMAXの本格展開は2009年だが、中継ぎとして携帯電話の定額制が浸透する。すでにNTT ドコモやau(KDDI)は、定額で利用可能な携帯電話の通信モジュールを出荷しており、これらを搭載したノートパソコンは2M~4Mbps程度の速さでインターネットを利用できる。

 新しいウルトラモバイルパソコン(UMPC)も登場する。インテルが開発中の次世代UMPCプラットフォーム「Menlow」では、現在のUMPCの基板をさらに小型化し、CPUも省電力化を進めることで消費電力を現在の10分の1にまで削減する。現在は、ソニーや富士通など限られたメーカーしかUMPCを発売していないが、第2世代のUMPC用プラットフォームが登場することで、今年は多くのメーカーからUMPCが出てくるだろう。UMPCよりもさらに小さいインターネット用の端末も登場する。

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