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 「自分で制御できないことはさっさと諦めて冷静になる」で、コントロールできないことは諦めるという話をしました。コントロールできないことというのはいろいろありますが、その代表例が「他人」。人に指示を出すような立場であればまた少し違うのかもしれませんが、そうでなければ他人をコントロールするのは至難の業です。そして通常は、自分をコントロールするのは楽だという話になるのですが、実はこれもどうも疑わしい。

 たとえば、「集中して仕事しよう!」と思っても、なかなかできないことは、それこそ日常茶飯事です。日によって集中できたりできなかったりするし、いざというときに気持ちが乗らないことも多い。しかも、「集中しよう!」なんて考えている時点で集中できていない、なんてことも。もし自分自身を自由自在にコントロールできたなら、生産性はグンとあがる。そう感じる人も多いと思います。

 結局、自分自身でも自由自在にはコントロールできないのが人間なんです。それでも、そこなんとかコントロールしようというのが、ライフハックのテクニックになってきます。今回は、なかなかしようと思ってできない「自分を勉強に駆り立てるようにコントロールする」ハックを紹介します。

 今日、ご紹介するのは「STUDY HACKS!」でうっかり書き忘れていたハック、「社内勉強会」です。本の中で、「教えると理解が急激に深まる」という話を書いたのですが、教える機会がないという反論もあると思います。そこで、会社に所属している人であれば、社内の勉強会を組織するというハックを活用するといいでしょう。

 社内の勉強会と聞くと、一見どこがハックかとおっしゃる方もいるかもしれません。「だって、社内の勉強会なんてよくやることじゃないか」と。ただ、これは、やりようによっては仕事の効率を上げる「ハック」になるのですね。キーポイントとなるのは「人数」と「メンバー」です。

 まず、人数は、5~6人。そして、メンバーはできるだけいろいろな部署を横断するような形で組織します。テーマはなんでもいいですが、旬なものをあげるといいでしょう。もちろん、あなた自身が「知りたい!」と思っていることです。興味のありそうな人に声をかけ、月末の忙しい時期を避けて勉強会の日程を決定します。

 初回はあなたが発表者となります。日程を決定してから、猛勉強。発表するとなると勉強せざるを得なくなります。この強制力を使って自分を勉強へと駆り立てるわけです。

 ちなみに5~6人という人数は、結構重要です。5~6人いれば、2人くらいなら休んでも成立する規模です。時間調整もそれほど難しくない。参加者全員に発言する機会もあるでしょう。多すぎず少なすぎない人数なので、深くコミュニケーションでき、仲が良くなる確率も上がります。そして、これらの条件を満たすことで、最終的には、貴重な社内人脈へとつながっていきます。

 この勉強会はキャリア形成にも大きくプラスになります。ある会社では、インターネットに関する勉強会がそのまま、インターネット事業の部署となった例もありました。「あいつはよく勉強している」という噂話が流れ始めると、さらにやる気がでてきます。

 さっそく今日からはじめてみてはどうでしょうか?どんな小さなことでもいいんです。「○○勉強会」と銘打って参加者を募る。自分でも信じられないくらいに勉強へ打ち込める日々が待っていますよ。