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 スパム、これは迷惑メールともいうが、筆者は「迷惑」と感じる前に削除してしまうので今回はスパムと呼ぼう。スパムとは不特定多数に送られる無意味なメールだ。このスパムにはもうすっかり慣れっこで、ほぼ無意識のうちに削除してしまう。それであまり気にならなかったのだが、よく考えてみると昨年からスパムが増えたような気がしている。

 とはいっても、長いスパンで考えると増減には波がある。いつに比べて増えたのかというとなんとも言い難い。もっと大量に届いていたこともあった。ただ昨年秋くらいから増加傾向にあるような気がしたのだ。

スパムフィルターの統計を見てみると…

 少し話が脇道にそれるが、筆者は昨年末にパソコンを新調した。移行時は年末で忙しかったせいか、緊急度の低い移行作業は後回しにしていたのだ。そうしたら、1カ月ほど後にスパムフィルターを設定するのを忘れていたことに気がついた。「なんたることか!」と怒られそうだが、スパムが50通届こうが100通届こうが、瞬間的に削除してしまうので気にならないのである。

 それでスパムが増えたように思えたのか。ふとそう疑ったが、違う気がする。真の原因はひとまずさておき、まずはちゃんとスパムフィルターのインストールと設定をした。ちなみに筆者が使うスパムフィルターは月次の統計情報が記録される。受信メール数が何通、うち迷惑メール(スパム)が何通、訂正学習数(迷惑メールに振り分けたが実は迷惑メールではないと訂正した数、およびその逆の数)が何通、という具合だ。

 スパムフィルターを設定した最初の月を見ると、「迷惑メール」と分類された割合はほぼ半分で50.1%、訂正学習の割合は1.2%だった。前のパソコンからは学習データを移行させなかったため、1.2%とはいえ訂正学習はこれでも多い方だ。翌月以降は本当に微々たる数である。

 「迷惑メール」と分類されなかったメールの大半はメーリングリストやメルマガである。これらは受信時に設定したフォルダに自動的に振り分けられる。これで受信箱には迷惑メールでもない、メルマガなど定期的に届くものでもないメールのみが届くはず……だが、実際はうまくすり抜けてしまうのもある。

 さて、スパムは本当に増えたのだろうか。増える可能性として、思い当たる節が1つあった。実は数年前から使い始めた受信専用のメールアドレスがある。普段から頻繁に届くことはないので、メールはサーバーに残しつつ、メインのアドレスに転送していた。

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