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 新生活が始まる春は、毎年各社からデジタルカメラの新製品が一挙に登場する。今年も総数40台超が勢ぞろい。今回はその中でも圧倒的な売れ行きを誇る「コンパクト機」と、人気が高まる「低価格一眼レフ」に注目。カメラマン監修の下、合計10 製品の画質や使い勝手をテストした。本特集を参考にして、納得の一台を選んでほしい。

 現在、デジタルカメラは大きく4つのジャンルに分類できる(図1)。握りやすいグリップを持つ低価格機、持ち運びに適したコンパクト機、10倍を超える高倍率ズーム機、それに交換レンズを使った本格的な撮影が魅力の一眼レフの4つだ。一眼レフは、本体のみの価格が10万円前後の低価格機に人気が集まる。

 春モデルの主要スペックを見ると、画素数では全ジャンルで1000万画素を超える製品が登場。液晶サイズは2.5型と3型の双方が混在している。コンパクト機や低価格機の光学ズームに関しては、3倍が従来の標準だったが、5~7倍という製品も増えてきている。

 この春の注目は、売れ筋のコンパクト機と低価格一眼レフだ。この2ジャンルは製品が多く、どれを選ぶかで悩む。

暗い場所でもきっちり写る

 コンパクト機は、この3年で格段の進化を遂げた。図2は、3年以上前の製品と、この春登場した新製品を使い、暗い屋内で人物を撮影した写真だ。屋内の雰囲気を生かそうとフラッシュ発光を禁止にして撮影したところ、旧型製品では人物が真っ暗になってしまった。一方、最新製品は人物を明るく撮影できている。

撮影・監修=広路 和夫(カメラマン)

1958年長野県生まれ。広告制作会社のスタッフカメラマンを経て30歳で独立。現在は仕事の大半でデジタルカメラを使用。ここ数年は趣味と実益を兼ねて猫と犬をライフワークとして撮影している。主な出版物は「かんたんデジタルカメラ入門」(技術評論社)ほか