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 売れ筋であるがゆえに、各社が力を入れるコンパクト機。ここでは手ぶれ補正機能、高感度撮影機能、顔認識機能といった機能を備えるお薦めの6製品を選出(図5)。画質や操作性を評価した。

 検証の前に、製品選びで注意したいのが撮影範囲の違いだ。コンパクト機の撮影範囲は、これまで焦点距離が35mmから105mm程度の光学3倍ズームが標準だった。今回紹介するキヤノンの「IXY DIGITAL 20 IS」は、これをほぼそのまま踏襲している。ところが、その他5製品はスペックを見て分かる通り、撮影範囲が様変わりしている。望遠タイプと広角タイプ、大きく2種類あり、撮影範囲にこだわるなら、それだけで選択肢が絞り込まれることになる。

 望遠タイプなら、オリンパスイメージングの「μ(ミュー)1020」。光学7倍ズームを備え、離れた場所から遠くの被写体を大きく写せる。

 広角タイプの代表は、松下電器産業の「LUMIX DMC-FX35」。広角側の焦点距離が25mmと、より広い範囲を撮影できる。建物と人物を一緒に収めたい場合や集合写真で有効だ。

 ソニーの「Cyber-shot DSC-W170」はその中間で、焦点距離が28mmから140mmまでの光学5倍ズームレンズを搭載。望遠と広角の良さを少しずつ押さえた製品だ。

撮影・監修=広路 和夫(カメラマン)

1958年長野県生まれ。広告制作会社のスタッフカメラマンを経て30歳で独立。現在は仕事の大半でデジタルカメラを使用。ここ数年は趣味と実益を兼ねて猫と犬をライフワークとして撮影している。主な出版物は「かんたんデジタルカメラ入門」(技術評論社)ほか