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イラスト=スエナス

 最近何もないところでつまずくことが増えてきたスエナスです。

 「もしもドロップシッピング」でドロップシッピング長者を目指してがんばっているスエナスとトマトさん。“できすぎくん”だ、“オーバーチュア”だと日々努力しているのだが、なぜか売れない。そろそろ売らないとこのコラムの担当である恐怖のS嬢の額に怒りマークが出ていて、爆発寸前なのである。

 でもねS嬢さん、ドロップシッパーの90パーセント以上は売り上げゼロ円なんですよ。だからさぁ、もうちょっとながーい目で見てくれないと…と言い訳はこのくらいにして、本題に入ることにする。

 最近ある方面の仕事で「まんだらけ」の取材に行った。マンガやフィギュアなどを売っている言わずと知れたオタクの殿堂である。なぜこんな話を始めたのかというと、ここで「ヒット商品」の秘密を発見したからである。

 「まんだらけ」と言えば、漫画の古本市場を開拓し、その世界の認知度を押し上げた功労者的な存在である。その後もコスプレ店員の導入や海外への進出など、常に時代の先端を行く企業だ。2000年には古本業界としては異例のマザーズ上場も果たした。

 で、今回取材を敢行したのは「まんだらけ」がついにコンセプトカフェの運営に乗り出したというトピックをキャッチしたからである。「まんだらけ」が始めたコンセプトカフェ、その名も「マザー」。大阪の心斎橋にある「まんだらけ グランドカオス」の4階にオープンしたこのお店。その名の通り、「お母さんの癒し」がコンセプトである。

 「お母さん」役の女性店員が注文を取ったり、飲食物を運んだり、お客さんの話を聞いてくれたりするカフェなのである。うーむ、考えたものである。スエナスは早速広報の方にお話を聞いたわけであるが、ここでヒットの種を仕入れることができた。

 実はスエナス、恥ずかしながら「まんだらけ」がこれまでコンセプトカフェの類に手を出してこなかったという事実を知らなかった。オタクの殿堂と呼ばれるくらいだから、当然メイドカフェのようなお店をやってるものだと思っていた。が、それは違った。

 「メイド喫茶みたいなアイディアは10年くらい前に社長の古川から出されてたんですけど実現していなかったのです」と。

 へー、でもそれはどうして?

 「スタッフが猛反対したんです、そんなの客が集まるわけがないって」

 ふむふむ、時代の先端すぎたのだ。

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