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 みなさん、モバイルしていますか? モバイルユーザーにとって待望の端末がついに3月28日発売になりました。イー・モバイルの「S11HT」、通称「EMONSTER」です。このEMONSTERは、イー・モバイル初の音声端末であり、内蔵されている機能もHSDPA通信、無線LAN、Bluetooth、GPSと、さらに通信定額、通話定額を打ち出してきた、画期的な端末です。

 今まで発売されてきたWindows Mobileスマートフォンは、無線LANやBluetoothの機能が省かれていたり、パソコンのモデムとして使うと定額ではなくなってしまったり、と、アクティブに使うヘビーユーザーにとっては、物足りない機種が多くリリースされていました。しかし、このEMONSTERは、Windows Mobileスマートフォンとしては、まさに全部載せとも言える豪華なスペックになっています。

 早速、入手しましたので、レポートします。

写真1 液晶面が起き上がります。デスクで使いやすいです。カフェではこんなスタイルで使っています。食事をしながらメールチェック、なんて方にもお薦めかも

写真2 キータッチはまあまあで、スマートフォンの中では打ちやすい部類に入ります。残念なのが[CTRL]キーがないため、コピー・アンド・ペーストがキーボードできないことです。キーボードユーティリティソフトを導入して対応しています

写真3 Today画面は、HTCホームというオリジナルのテーマが入っています。とても使いやすいテーマで、Windows Mobile端末は、これを今後標準にしてほしいと思えるほどです。時計、天気、ランチャー、連絡先、モード変更、メール未着、不在着信が行えます

写真4 通信速度はやはり速いです。HSDPAは7.2Mbpsには対応せず、3.6Mbpsですが、それでも十分な速さです。USBモデムとしてもこの速度でパソコンで通信ができます。Bluetoothを通じてパソコンと接続しても、Bluetoothのバージョンが2.0なので、1Mbps近いスピードが利用できました

写真5 目玉のGPS内蔵機能。画面は、「Pocket Mapple Digital」で経路を保存した例。他にもGoogleマップ、NAVITAIMEなどで利用可能。GPSが内蔵されていると、とても楽しく活用できます

写真6 もう一つの目玉はBluetooth。写真は、MacBookとEMONSTERをBluetoothでつないでインターネットに接続している様子です。インターネット共有を使ってEMONSTERとMacBookを接続します。他にも、オーディオアダプター、ヘッドセット、キーボード、ファイル転送など、多くの用途でBluetoothが活用できます

写真7 あまり期待していなかったカメラ機能ですが、何とオートフォーカス機能付き。今までのWindows Mobileスマートフォンのおまけ的なカメラ機能とは一線を画するものです。携帯電話に内蔵されているカメラと遜色ない感じです

 これだけ素晴らしい端末ですが、デメリットもあります。イー・モバイルのサービス地域が、まだ限定されていることです。また、サービス地域であっても、地下に入るとほとんど使えません。通信端末として使う分には、電波の届く場所に移動して使えばいいのですが、電話としては、待ち受けで電波が届かないというのは致命的です。まだまだ他の携帯と併用して使うのが現実的だと思います。

 あとはSIMロックの問題です。サポートされている携帯電話の通信機能がHSDPA/W-CDMAの1700MHzのみであることです。海外ローミングサービスに関してはまだアナウンスされていませんが、これだけの機能を持つ端末を現状では海外で利用できないのが残念だと思います。(海外にて、3Gは使えないものの、現地のGSMのSIMを入れれば、使えるのでは?というウワサはありますが。)

 しかし、そのデメリットを考えても、使うだけの価値のある端末、それがEMONSTERだと思えます。ここまで進化したWindows Mobileスマートフォンが日本市場に投入され、通信定額サービスもセットになっている喜びを感じています。これから、どんどん活用していこうと思います。