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 今や我々の生活に欠かせないものとなったインターネット。ネットがここまで発達した背景には、検索エンジンの存在がある。

わずかな時間で必要な情報を得られる

 検索エンジンの中でも抜群の検索速度と精度を誇るGoogleは、1999年に登場して以来多くのユーザーを集めている。今では、インターネット検索の「スタンダード」となった感がある。ネットと検索エンジンが登場する以前は、図書館に行って膨大な蔵書の中から時間をかけて資料を探索。さらにその中から、必要な情報を探し出さなければならなかった。

 それが今は、Googleで検索すれば、オフィスにいながらわずかな時間で、必要な情報を見つけることができる。

 だが、いまだに検索エンジンの使い方をよく分かっていない人は多い。ネットには無料で膨大なデータが転がっているのに、それを的確に引き出すことができなければ宝の持ち腐れだ。この連載ではSMBの経営者の方々に「Googleを経営に活かす」というテーマで、さまざまな検索エンジンのノウハウを解説したいと思う。

「検索力」を上げて会社経営に生かす

 「検索力」が上がれば、様々な目的に応用できるようになる。会社の経営方針を決める重要な情報を入手したり、コスト削減に役立てたりできるのだ。たかが検索エンジンとあなどることなかれ。そこには、様々なヒントが無尽蔵に“詰まっている”のだ。

 今回は初めてということで、基礎編から。

 ある単語の意味を調べたいと思ったとき、初心者はついつい調べようとしている「単語そのもの」で検索してしまうことが多い。しかし、単語そのもので検索する方法は、実はあまりオススメできない。

 なぜなら、その単語(キーワード)にまつわるサービスや、サイト名などが上位に来てしまいがちだからだ。辞書のように「単語そのものの意味」を調べたい場合は、検索キーワードにある工夫をすることで、意味だけを即座に調べることができる。

単語の意味を調べる時は「とは」を付けて検索

 単語の意味を辞書のように調べるには、調べたい単語の語尾に「とは」「って何」「というのは」といったフレーズを付けて検索すればいい。「○○とは」というフレーズで検索することで、その単語について解説している文章を探すことができるのだ。

 例えば「バランスシート」の意味について検索したい場合、普通に「バランスシート」で検索すると、地方自治体や企業などのバランスシートそのものを公開しているページがヒットしてしまう。

 だが、「バランスシートとは」で検索すると、バランスシートとは一体どのようなものか解説したページばかりがヒットするのだ。同様に「バランスシートって何」で検索した場合や、「バランスシートというのは」で検索すると、それぞれ違ったバランスシートに対する解説ページを見つけることができる。

 単語の意味を徹底的に調べたい場合、「とは」「って何」「というのは」を使い分けて、さまざまなページの解説文を探して読むことで、多角的にその言葉の意味を理解できるようになる。

 傾向としては、「とは」で検索した場合、ヒットする件数は多いものの、単なる個人の日記など、単語の解説ではないページが見つかることも多い。確実性を求めるのであれば、「って何」の方が解説ページが見つかる可能性は高いが、その分検索結果の数は少なくなる。

 逆に、検索結果があまりにも多くて絞り込めない場合、「バランスシートとは 解説」というように、「バランスシートとは」と「解説」という2つの言葉で「AND検索」してみると、良いページを抽出する可能性が高くなる。是非覚えておきたい。

■津田 大介 (つだ だいすけ)

【略歴】
1973年東京都生まれ。週刊誌、インターネット誌、ビジネス誌、音楽誌などを中心に幅広いジャンルで執筆。ここ数年はネットカルチャーやネットワーク時代の音楽の在り方について多くの原稿を寄稿している。主な著書は、目的別にGoogleの活用法を解説した『ググる』、ネット通販サイト「Amazon」の活用法を解説した『アマゾる』(両書とも毎日コミュニケーションズ刊)など。

【関連URL】
 音楽配信を中心としたデジタルコンテンツ流通、著作権問題などの関連ニュースを集めた情報サイト「音楽配信メモ」(http://xtc.bz/)も運営している。