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 まず、図1と図2をご覧いただきたい。ある集合住宅で、無線LANの電波が行き交う様子を“のぞき見”したものである。自分の無線LANルーター以外にも多くの無線LANが存在し、電波を奪い合うように使っていることが分かる。共有の財産である電波は、無線LAN利用者が増えるほど共有度合いは増す。結果、スピードは落ち、盗み見など安全性も脅かされてしまう。

【簡単につながるイマドキの無線LAN、電波をのぞいてみると……】
図1 フリーソフト「inSSIDer」を使うと、簡単に無線LANルーターの電波の利用状況が分かる。ある集合住宅で調べた結果が左図。縦軸が電波の強さで、横軸が周波数。無線LANの電波が山の形で表される。自分が使う無線LAN以外に、多くの無線LANが電波を発していることが分かる
図1 フリーソフト「inSSIDer」を使うと、簡単に無線LANルーターの電波の利用状況が分かる。ある集合住宅で調べた結果が左図。縦軸が電波の強さで、横軸が周波数。無線LANの電波が山の形で表される。自分が使う無線LAN以外に、多くの無線LANが電波を発していることが分かる
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図2 「Wi-Spy」と呼ぶ市販の解析ツールを用い、より詳しく電波を調べたのが左図。真ん中のグラフが、一定時間電波をモニターした結果。密度が濃い部分が暖色で表される。別の無線LANルーターも、自分の無線LANルーターが使う周波数を使って頻繁に電波を発している
図2 「Wi-Spy」と呼ぶ市販の解析ツールを用い、より詳しく電波を調べたのが左図。真ん中のグラフが、一定時間電波をモニターした結果。密度が濃い部分が暖色で表される。別の無線LANルーターも、自分の無線LANルーターが使う周波数を使って頻繁に電波を発している
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 そこで本特集では、単につないだだけの“素”の無線LANを、「スピード」と「安全性」に配慮した快適な環境に変身させる。電波の仕組みを知り、設定のツボを押さえれば、あっさり実現できてしまう。