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 外出先でのネット接続にモバイルルーターを使ってみたいが、どの回線を選べばよいのか分からない─。まずは、そんな悩みにお答えしよう。

 個人ユーザーが安心して契約できる、完全定額制または2段階定額制の料金プランを提供している回線としては、携帯電話事業者各社の3G回線、UQコミュニケーションズが提供しているモバイルWiMAX、そして公衆無線LANサービスなどがある。合計で数10種類の選択肢があるが、3つのポイントを押さえれば自然と選ぶべきサービスが分かる。そのポイントとは、(1)使いたい場所(2)ネット接続の使用頻度(3)必要とするデータ転送速度─である。

 このうち(1)使いたい場所と(2)使用頻度を基に本誌のお薦めを示したのが図1である。サービスエリアの広さについては、NTTドコモが最も広く、次いでイー・モバイル、UQコミュニケーションズ、公衆無線LANの順だ。なお、日本通信の3GネットワークはNTTドコモと同じなので、電波のつながりやすさもNTTドコモと同じだ。もちろん“大は小を兼ねる”の理屈で、取りあえずNTTドコモの回線を契約すればサービスエリアで困ることはないが、イー・モバイルやUQコミュニケーションズより割高である。逆に、普段データ通信をする場所が公衆無線LANのサービスエリア内ならば、月額数百~千数百円の公衆無線LAN契約で出費を抑えられる。なお、UQコミュニケーションズは、モバイルWiMAX契約者(プリペイドの1日利用を含む)に無償で自社の公衆無線LANサービスを提供し、2方式でデータ通信可能なエリアを相互補完している。

【モバイルルーターを使う時にお薦めのサービス】
図1 外出先で使える通信サービスには、3GとモバイルWiMAX、公衆無線LANを合わせると10社以上、料金プランでは数10種にも上る。もちろん高い料金を払えば、どこでも高速な接続が可能だが、無用な出費は絞り込みたいところ。そこで、主に使うエリアとモバイル通信の利用頻度に合わせて、本誌お薦めのプランをまとめてみた。自分に必要なサービスを絞り込もう
図1 外出先で使える通信サービスには、3GとモバイルWiMAX、公衆無線LANを合わせると10社以上、料金プランでは数10種にも上る。もちろん高い料金を払えば、どこでも高速な接続が可能だが、無用な出費は絞り込みたいところ。そこで、主に使うエリアとモバイル通信の利用頻度に合わせて、本誌お薦めのプランをまとめてみた。自分に必要なサービスを絞り込もう
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 公衆無線LANのサービスエリアは、各社それぞれに集中展開している地域があったり、特定の鉄道会社や喫茶店、ファストフード店などと提携して集中的に設置していたりと、エリアが広がってきた。日経BP社のWebサイト「PC Online」では、主要な公衆無線LANサービスのアクセスポイントを地図上で検索・表示できるサービス「モバイルマップ」を無償で提供している(図2)。普段よく行く場所や出張の目的地で公衆無線LANが使えるかどうかをあらかじめ確認できる。

【公衆無線LANのエリアは「モバイルマップ」で確認】
図2 PC Onlineが提供している「モバイルマップ」を使うと、主要各社の公衆無線LANのアクセスポイントを地図上で検索・表示できる。自分のよく行く場所の近くに公衆無線LANのアクセスポイントがあるか、住所や駅名・施設名などをキーワードで簡単に調べられる
図2 PC Onlineが提供している「モバイルマップ」を使うと、主要各社の公衆無線LANのアクセスポイントを地図上で検索・表示できる。自分のよく行く場所の近くに公衆無線LANのアクセスポイントがあるか、住所や駅名・施設名などをキーワードで簡単に調べられる
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 また公衆無線LANの場合、複数の事業者が提携して、提携先のアクセスポイントを相互利用できるローミングサービスを提供していることが多い。一部は有償ローミングだが、多くは無償でローミング可能なので、事前にチェックしておこう。

 (2)使用頻度については、日ごろから大量のデータをやりとりする人はデータ転送速度やパケット数を気にせずに済む料金プランを選ぼう。逆に、月に数回といったスローペースで使うだけであれば、こうした料金プランは割高になる。プリペイドや1日利用プランなどを使えば、外出先でのネット接続回線を確保しつつ、通信費も高額にならずに済む。

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