PR

 前述のように、外出先で3GやモバイルWiMAXのネットワークに接続するための通信モジュールとして、モバイルルーターが主役の座に躍り出てきた。家電量販店の店頭に行くと各社のモバイルルーターがずらりと並び、どれにしようか判断に迷うところだ。ここからは、各製品の違いを確認しつつ、最適な1台を探していこう(図1)。

画面クリックで拡大表示

【主なモバイルルーター】
図1
図1
[画像のクリックで拡大表示]

 Pocket WiFiはイー・モバイルとソフトバンクモバイルが別の型番で販売しているが、ほぼ共通の仕様。違いは、ソフトバンクモバイル版だとイー・モバイルのMVNO回線とソフトバンクモバイルの自社網の両方に接続できること。ただしソフトバンクモバイルの自社網は上限無しの従量制。パケット料金が高額になる恐れがあるため、イー・モバイル回線が圏外の場合の緊急用だろう。

 「光ポータブル」の2製品と「DWR-PG」も、仕様はほぼ共通。ただし光ポータブルの2製品は、NTT東日本のフレッツ光契約者のみを対象にレンタルで提供(NTT西日本は9月上旬時点で未提供)するのに対し、DWR-PGは家電量販店などで市販している。また、「PWR-100F」は任意の移動体通信事業者に接続できる「SIMフリー」の端末で、標準設定のイー・モバイル以外にも、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、日本通信、海外の3G(W-CDMA)回線などに接続可能だ。DWR-PGと「PWR-100D」はNTTドコモと、NTTドコモのMVNOである日本通信にのみ接続できる。

 「b-mobile WiFi」もSIMフリー端末である。海外で広く普及しているGSM規格にも対応するため、ほぼ全世界で使える。ただしW-CDMAの1.7GHzは非対応のため、この周波数帯を使っているイー・モバイル回線には接続できない。

 モバイルWiMAX対応のモバイルルーター2製品も、UQコミュニケーションズと同社のMVNO各社のほか、2.5GHzを使っている海外のモバイルWiMAX事業者の回線に接続できる。3Gのモバイルルーターでは回線速度を考慮して同時接続可能な子機を5~6台に限定しているが、モバイルWiMAX対応のモバイルルーターではより多くの無線LAN対応機器を同時接続できる。

 各製品共通の課題が、連続通信時間がやや短いこと。光ポータブル以外の各製品はオプションで交換用のバッテリーを市販しているので、外回りや出張で1日中使う人は購入しておこう。またPocket WiFiとDWR-PG、光ポータブルは、ノートパソコンのUSB端子からも製品添付のケーブル経由で充電できる。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
日経電子版セット今なら2カ月無料