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 パソコンの核となる記録メディアがハードディスク(HDD)やSSDだ。OSや多くのアプリを保管する場所だけに、HDD/SSDのパフォーマンスや容量は、パソコンの使い勝手を大きく左右する。

 両者の違いは構造や記録する方法にある。HDDは磁性体のディスクを回転させながら磁力で記録する。これに対し、SSDはフラッシュメモリーで電子を蓄放電させてデータを保存する。これらの仕組みにより、HDDは大容量だが駆動部分があり故障しやすい、SSDは高速ではあるがデータ保持期間に限りがあるといった特徴がある(図1)。

【HDDとSSDのメリット・デメリット】
図1 HDDは駆動部品、SSDは半導体チップ(フラッシュメモリー)を使う特性上、メリット・デメリットがそれぞれ異なる
図1 HDDは駆動部品、SSDは半導体チップ(フラッシュメモリー)を使う特性上、メリット・デメリットがそれぞれ異なる
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 店頭での人気が高いのは、内蔵・外付けともに大容量タイプのHDDである。5月時点では、容量が2TBの製品が、内蔵型で7000円前後、外付け型で1万円前後と値ごろ感がある(図2)。1ドライブで3TBの容量を実現したHDDも2010年11月に登場した(図3)。実勢価格は内蔵型が1万4000円前後、外付け型が2万5000円前後とやや高いものの、価格が下がるのは時間の問題だろう。

【大容量タイプのHDDが人気】
図2 全国有力家電量販店における外付けHDDおよび内蔵HDDの販売実績集計(4月18~5月15日、GfK Japan調べ)。どちらの分野も大容量タイプのHDDが人気を集めている
図2 全国有力家電量販店における外付けHDDおよび内蔵HDDの販売実績集計(4月18~5月15日、GfK Japan調べ)。どちらの分野も大容量タイプのHDDが人気を集めている
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【HDDは3TBモデルが登場】
図3 1ドライブで3TBの容量を実現したモデルが登場している。左はUSB接続外付け型のバッファロー「HD-LBV3.0TU3」、右はシリアルATA接続内蔵型の日立グローバルストレージテクノロジーズ「0S03088」
図3 1ドライブで3TBの容量を実現したモデルが登場している。左はUSB接続外付け型のバッファロー「HD-LBV3.0TU3」、右はシリアルATA接続内蔵型の日立グローバルストレージテクノロジーズ「0S03088」

 SSDは内蔵型が主流である(図4)。高速性を生かし、起動ドライブをHDDからSSDに換装することで、システムの高速化が見込める。一方で、外付け型の製品数は少ない。すでに述べた通りSSDはデータ保持期間に限りがあり、5~10年程度放置するとファイルが消失する恐れがある。記憶容量も、2TB HDDと同じ価格帯の製品で64GB程度。写真や動画の長期保存には不向きだ。

【SSDは内蔵型が主流】
図4 SSDは内蔵型が大半。USBに接続してデータを移行できるようにした製品もある(写真はバッファローの「SHD-NSUH」シリーズ)
図4 SSDは内蔵型が大半。USBに接続してデータを移行できるようにした製品もある(写真はバッファローの「SHD-NSUH」シリーズ)

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