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 メールの送受信は、決められた通信手順(プロトコル)に従って行われる(図1)。メールソフトから送信側メールサーバーへの送信、送信側メールサーバーから受信側メールサーバーへの送信には、「SMTP」と呼ばれるプロトコルが使われる。

●送信と受信で「手順」が異なる
図1 メールが届くまでの流れ。メールを送信する際には、「SMTP(simple mail transfer protocol)」と呼ばれる手順(プロトコル、約束事)に従って通信する。メールソフトを使って受信メールを読む場合には、「POP(post office protocol)」か「IMAP(internet message access protocol)」を使う。Webメールの場合には、Webを閲覧するプロトコル「HTTP(hypertext transfer protocol)」に従って、Webブラウザーでメールを参照する
図1 メールが届くまでの流れ。メールを送信する際には、「SMTP(simple mail transfer protocol)」と呼ばれる手順(プロトコル、約束事)に従って通信する。メールソフトを使って受信メールを読む場合には、「POP(post office protocol)」か「IMAP(internet message access protocol)」を使う。Webメールの場合には、Webを閲覧するプロトコル「HTTP(hypertext transfer protocol)」に従って、Webブラウザーでメールを参照する
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 受信側では、「POP」や「IMAP」と呼ばれるプロトコルが使われる。最新のバージョンが、それぞれバージョン3およびバージョン4であるため、「POP3」や「IMAP4」と呼ばれることもある。

 Webメールを利用している場合には、Web閲覧のプロトコル「HTTP」を使って、Webブラウザーでメールを読むことになる。

 以上のうち本特集では、メール専用のプロトコルであるSMTP、POPおよびIMAPを解説する。

 前述のように、メールの送信と受信では異なるプロトコルを用いるので、異なるメールサーバーを利用することがほとんど。このためメールソフトでは、受信メールサーバーと送信メールサーバーを、それぞれ設定する必要がある(図2)。

●それぞれのメールサーバーを設定する
図2 Windows Live メールの設定画面例。通常は、送信と受信では利用するサーバーが異なるので、それぞれで適切なサーバー名を設定する必要がある
図2 Windows Live メールの設定画面例。通常は、送信と受信では利用するサーバーが異なるので、それぞれで適切なサーバー名を設定する必要がある
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 これらの設定が誤っていると、メールの送受信に失敗する。パソコンやメールソフトを変更した場合などにトラブルが発生したときには、まずはこの設定を確認しよう。