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 次に、メールの「中身」を見ていこう。メールの実体は、必要な情報をまとめたテキストデータの固まり(図1)。受信側のメールソフトはそのデータを解釈し、送信者名や件名、本文、添付ファイルなどを、ユーザーが読みやすいように表示する。

●メールは「ヘッダー」「本文」「添付ファイル」で構成
図1 送られてきたメールの実体であるテキストデータの例。データを受信したメールソフトは、ヘッダーを基に送信者や送信日時などを表示。添付ファイルの情報がある場合には、変換(エンコード)された文字列を復元し、ファイルとして取り出す
図1 送られてきたメールの実体であるテキストデータの例。データを受信したメールソフトは、ヘッダーを基に送信者や送信日時などを表示。添付ファイルの情報がある場合には、変換(エンコード)された文字列を復元し、ファイルとして取り出す
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 メールのデータは、「ヘッダー」「本文」「添付ファイル」の3パートに分けられる。ヘッダーには、そのメールに関する情報が記述されている(詳細は後述)。送信側のメールソフトや、経由したメールサーバーによって付与される。

 本文のパートには、文字通り、本文が記載されている。HTMLメールでは、Webページと同様にHTMLで記述した文章が記載される。

 添付ファイルのパートには、添付ファイルをASCII文字(半角の英数字や記号)に変換(エンコード)した文字列が記載される。インターネット経由では、画像や動画などのバイナリーデータ(2進数で記述したデータ)を、そのまま送れないためだ。変換方式としては、「Base64」と呼ばれる方式を使うことが多い。

 ほとんどのメールソフトやWebメールサービスでは、送られてきたメールの生データ(ソース)をそのまま表示できる(図2)。

●メールの生データは簡単に表示できる
図2 メールデータの表示例。Outlook Express やWindows Liveメールでは、メールを右クリックして「プロパティ」を選択。表示されたダイアログで「詳細」タブ→「メッセージのソース」をクリックすれば、そのメールのデータ全てが表示される(左)。Gmailでは、メールの本文を表示した後、本文右上に位置する「返信」ボタンの右脇にある「その他」ボタン(下向き3角)をクリック。表示されたメニューから「メッセージのソースを表示」を選ぶ(右)
図2 メールデータの表示例。Outlook Express やWindows Liveメールでは、メールを右クリックして「プロパティ」を選択。表示されたダイアログで「詳細」タブ→「メッセージのソース」をクリックすれば、そのメールのデータ全てが表示される(左)。Gmailでは、メールの本文を表示した後、本文右上に位置する「返信」ボタンの右脇にある「その他」ボタン(下向き3角)をクリック。表示されたメニューから「メッセージのソースを表示」を選ぶ(右)
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