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 パソコンやスマートフォンに収めた写真や動画をリビングルームの大型テレビに映し出して楽しみたい。あるいはプレゼン資料を会議室などに設置したテレビに表示したい。HDMIケーブルで接続するといった方法はあるが、無線で接続できればもっと便利だ。そんな要望に応える無線通信の規格が「WHDI(Wireless Home Digital Interface)」である。

 特徴は1080pの高精細画像を低遅延で送信できること(図1)。遅延は1ミリ秒以下だ。パソコンやスマートフォンなどの画面で操作した内容をそのままテレビに表示できるので、ストレスなく利用できる。

●パソコンや携帯端末などの映像をテレビに送信
図1 WHDI対応のタブレット端末などから無線送信される映像のデータを、テレビに接続したアダプターで受け取る。遅延が少ないので各種アプリケーションの操作もしやすい
図1 WHDI対応のタブレット端末などから無線送信される映像のデータを、テレビに接続したアダプターで受け取る。遅延が少ないので各種アプリケーションの操作もしやすい
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通信状態の変化に強い

 映像の中で人間の目に見えやすい部分のエラー訂正率を高める「JSCC(joint source channel coding)」という技術を採り入れた。これにより電波状態が悪くなっても、劣化が目立たないような仕組みとなっている。基本的な通信技術は無線LANに近い。電波は11a/nと同じく5GHz帯で、MIMOと「OFDM(次ページ参照)」を使う。

 アイ・オー・データ機器の家電向けのアダプターなど対応製品が既に登場している(図2)。今後は、USB接続アダプターなどパソコン向けの対応機器の登場が期待される。

●AV機器向けの製品が登場
図2 送信機と受信機が2台で1組となっており、送信機はBlu-rayレコーダーなどのHDMI端子に接続する。受信機はテレビのHDMI端子につなぐ
図2 送信機と受信機が2台で1組となっており、送信機はBlu-rayレコーダーなどのHDMI端子に接続する。受信機はテレビのHDMI端子につなぐ
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