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 何だか最近パソコンが遅くて使いづらい──。そう感じる頻度が高いのであれば、その原因はメモリーにあるかもしれない。慢性的なメモリー不足は、動作のもたつきや不安定さにつながる。例えば、アイコンをクリックした後でアプリケーションがなかなか起動しない、カリカリと音がしてハードディスクのランプの点滅が止まらない、動作が止まって操作できなくなる。そんな現象が頻繁に起きているのであれば、メモリー不足の可能性が高い(図1)。

●こんな現象に悩んでいるなら「メモリー不足」が原因
図1 メモリー不足が頻繁に起こっている状態になると、パソコンの使い勝手は悪くなり、快適に利用できなくなる。アプリケーションが起動せず、ハードディスクの読み書きが止まらないといった現象は危険信号だ
図1 メモリー不足が頻繁に起こっている状態になると、パソコンの使い勝手は悪くなり、快適に利用できなくなる。アプリケーションが起動せず、ハードディスクの読み書きが止まらないといった現象は危険信号だ
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 メモリーとは、パソコンがデータを参照して各種の編集を加える際の記憶場所となる部品のこと。パソコンのカバーを開けると、短冊状あるいは名刺を半分にした程度のサイズの基板がマザーボード上のスロットに挿し込まれている。これがメモリーで、基板上には半導体のメモリーチップが付いている(図2上)。

●メモリーはパソコン内部で何をしている?
図2 メモリーはCPUやOSが各種の処理をこなす際に使うデータを記録する。いわば、人が仕事をする際に書類を広げる机のような役割を持っている
図2 メモリーはCPUやOSが各種の処理をこなす際に使うデータを記録する。いわば、人が仕事をする際に書類を広げる机のような役割を持っている
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メモリーはオフィスの机

 パソコンでは、アプリを起動する、ファイルを編集するといった作業に必要な情報を、ハードディスクからメモリーに読み出して実行する。人がオフィスなどで仕事をする場合に例えると、メモリーは書類を広げるために使う机、ハードディスクは書類を保管するための棚と考えられる(図2下)。

 朝、仕事を始めたばかりの状態では、机に空きのスペースがある。複数の仕事が舞い込んでくると、徐々に机のスペースが足りなくなる。空きがない場合、新しい仕事に着手するには、差し当たり必要のない書類を棚に戻す必要がある。

 ところが、もう一度元の仕事をやろうとすれば、棚に戻した書類を取りに行かねばならならない。机が狭いと、一度棚に戻した書類をまた取りに行かなければいけないケースが増えてくるため、頻繁に机と棚との間を行き来しなくてはならない。