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最新ブラウザーは機能を見極め使い分け
Internet Explorer、Chrome、Firefox……(Webブラウザー)

 Windowsは標準でWebブラウザーの「Internet Explorer」を搭載している。しかし、インターネットには無料のWebブラウザーがたくさん公開されている。とりわけ人気が高いのが米グーグルの「Chrome」や米モジラの「Firefox」だ。これらのWebブラウザーの強みは、機能の豊富さにある(図1)。

 ChromeとFirefoxで特徴的な機能の一つがスマートフォンとの同期機能だ。パソコンで保存したブックマークや履歴、パスワードなどの情報を、スマートフォンのブラウザーに転送してそのまま流用できる(図2 左)。特にChromeはグーグル製OSのAndroidを搭載するスマートフォンとの親和性が高い。それぞれの機器で同社のサービスにサインインすれば自動同期される。Firefoxは初回時に機器認証が必要になる。

 アドオンと呼ばれる拡張機能が豊富なのもChromeやFirefoxの魅力である(図2 右)。例えば、Webページをスクロールするだけで自動的に次のページの内容を表示させたり、マウスジェスチャーで操作したりなど、自分が使いたい拡張機能を自由に追加できる。IEでも拡張機能を追加することはできるが、種類や数はこれらのWebブラウザーに比べるとぐっと少ない。

 とはいえ、IEを利用せざるを得ない場面もある。Webブラウザーごとに細かい挙動や解釈の違いがあるため、動作対象をIEに限定して、ChromeやFirefoxでの動作を保証しないWebサイトが多いからだ。音声や動画を再生するのにIEの独自機能である「Active Xコントロール」を使用するWebサイトもある。

 「マルチプロセス」への対応も、Webブラウザーごとに異なる。マルチプロセスとは、表示するWebサイトやWebページごとにプロセス(プログラム)を割り当ることで、クラッシュ(想定外のデータの読み込みやプログラムの不具合により強制終了すること)がほかのタブやウインドウにまで影響を及ぼさないようにする機能のこと。プロセスを割り当てると信頼性が高まる半面、プロセスの増加に伴いメモリーの消費量が増えて、動作が重くなる。マルチプロセスに対応するのはChromeとIEで、Firefoxは非対応である。

 どのブラウザーも一長一短があり、完全な1本化は難しい。ChromeやFirefoxなど気に入ったWebブラウザーをメインで利用しつつ、必要に応じてIEも使うのが現実的だ。

●Webブラウザーの機能は必ずしも横並びではない
図1 標準のInternet Explorerに比べ、ChromeやFirefoxは機能面で競う傾向にある
図1 標準のInternet Explorerに比べ、ChromeやFirefoxは機能面で競う傾向にある
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●同期とアドオンがChromeやFirefoxの魅力
図2 ChromeやFirefoxには、パソコンとスマートフォンなどで各種のデータを共有できる機能がある。機能の拡張も容易だ
図2 ChromeやFirefoxには、パソコンとスマートフォンなどで各種のデータを共有できる機能がある。機能の拡張も容易だ
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