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 外付けHDDやUSBメモリーでは、USB 3.0はもはや当たり前の存在。価格性能比を考慮してUSB 2.0対応品とどちらを買うかで悩むといったことはない。一方で、USB 3.0に対応していないパソコンを使い続けている人も多いだろう。将来のパソコン買い替えを頭に入れつつUSB 3.0対応の周辺機器を買うにしても、USB 2.0で接続している場合はどれくらい性能が落ちているのか知りたいところだ。

USB 3.0のストレージ
2.0接続だとどれほど遅い?

 USB 3.0対応の外付けHDDやUSBメモリー、SSDを使って、USB 2.0接続にするとどれだけ性能が下がるかを調べた(図1、図2)。本来の転送速度が高い順次(シーケンシャル)読み書きは、USB 2.0だと機器によらず44MB/秒あたりで頭打ち。SSDはもちろん、HDDですら全く性能を生かせていない(図3)。ランダム読み書きは機器の特性によりばらついたものの、USB 3.0で高い転送速度が得られる場合はUSB 2.0接続だと頭打ちになる(図4)。

●USB 3.0とUSB 2.0の速度検証に使用した機器
図1 USB 2.0は規格上の転送速度が低く、ストレージの読み書き性能を生かせない。USB 3.0接続とどれくらい違いがあるのかを調べた。使用した機器はいずれもバッファロー製だ
図1 USB 2.0は規格上の転送速度が低く、ストレージの読み書き性能を生かせない。USB 3.0接続とどれくらい違いがあるのかを調べた。使用した機器はいずれもバッファロー製だ
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●ストレージの読み書き性能を測る
図2 定番の測定ソフト「CrystalDiskMark 3.0.2」(hiyohiyo氏作、入手先はhttp://crystalmark.info/software/CrystalDiskMark/)でテストした
図2 定番の測定ソフト「CrystalDiskMark 3.0.2」(hiyohiyo氏作、入手先はhttp://crystalmark.info/software/CrystalDiskMark/)でテストした
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●USB 3.0だと超高速なSSDもUSB 2.0では頭打ち
図3 外付けのSSDとHDD、USBメモリーをそれぞれUSB 3.0端子に接続したときと、USB 2.0ケーブルを使ってUSB 2.0で接続したときで測定した。上のグラフは順次(シーケンシャル)の読み出しと書き込み。USB 2.0接続では44MB/秒あたりが限界だ
図3 外付けのSSDとHDD、USBメモリーをそれぞれUSB 3.0端子に接続したときと、USB 2.0ケーブルを使ってUSB 2.0で接続したときで測定した。上のグラフは順次(シーケンシャル)の読み出しと書き込み。USB 2.0接続では44MB/秒あたりが限界だ
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●ランダムアクセスでもUSB 2.0は遅い
図4 データ量512KBのランダム読み出しと書き込みの結果。USBメモリーのランダム書き込みはもともと遅く、USB 2.0接続でも変わらない。外付けHDDは読み出しも書き込みも40MB/秒付近で頭打ちになるとみられたが、USB 3.0接続時に比例する形で遅くなった
図4 データ量512KBのランダム読み出しと書き込みの結果。USBメモリーのランダム書き込みはもともと遅く、USB 2.0接続でも変わらない。外付けHDDは読み出しも書き込みも40MB/秒付近で頭打ちになるとみられたが、USB 3.0接続時に比例する形で遅くなった
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 USB 3.0非対応パソコンで、USB 3.0機器を本来の速度で接続するには端子を増設するしかない。デスクトップパソコンでPCI Express 2.0 x1スロットに空きがあればUSB 3.0の拡張ボード(実勢価格は2000円)を増設可能。ノートパソコンはExpressCardスロット用のUSB 3.0インタフェース(同2000円)が販売されている。