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 2.4GHzや5GHzの電波帯を利用して、無線LAN親機と子機(ノートパソコンなど)の間で通信する無線LAN。この数年はスマートフォンやタブレットの普及により、無線LANのニーズが一層高まってきた。

 そんな状況の中、次世代無線LAN規格と呼ばれる「IEEE 802.11ac(Draft)」(以下、11ac)への対応が始まった。2013年3月27日、総務省が電波法施行規制を一部改正したことで、11ac方式での高速無線通信が解禁された。正式規格になる前のドラフト版という扱いだが、周辺機器メーカーは11ac対応の無線LAN機器を続々発売した(図1)。

●標準化が進む「11ac」、ドラフト版対応製品が登場
図1 電波法施行規制の一部改正を受け、2013年3月下旬から11ac(Draft)に対応した無線LAN親機の販売が始まった。パソコンやスマートフォンなどの子機側も、2013年夏モデルの一部製品が11ac(Draft)対応をうたっている
図1 電波法施行規制の一部改正を受け、2013年3月下旬から11ac(Draft)に対応した無線LAN親機の販売が始まった。パソコンやスマートフォンなどの子機側も、2013年夏モデルの一部製品が11ac(Draft)対応をうたっている
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パソコンもスマホも11ac

 親機の登場を受け、子機の対応も始まっている。パソコンでは、2013年夏モデルの最新機種(NECの「LaVie L」上位機)が11acに対応したほか、NTTドコモやソフトバンクモバイルのスマートフォン(2013年夏モデル)も多数の製品が11ac対応となった。一気に動き始めた11ac。今後、無線LAN親機は、11ac対応機を購入した方がよいのだろうか。気になる11acの仕組みと状況を見ていこう。

 11acとはIEEE(米国電気電子技術者協会)で作成が進められている無線LAN規格。現在は標準化前の暫定版、ドラフト段階にある。