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 今回、11acの実力を調べるため、さまざまな条件で実測テストをした。機器の組み合わせは3種類。(1)11ac対応の親機・子機(規格上の最大値1.3Gbps)で通信した場合、(2)11ac対応親機に11n対応子機から接続した場合(通信は11n/今回の機器の組み合わせでは規格上の最大値300Mbps)、(3)11n対応の親機・子機で通信した場合(同300Mbps)だ。親機から子機までの距離を変えたり、壁を隔てた部屋に持ち込んだりするなど、図1の通り、条件を変えた5つのポイントでそれぞれの通信速度を測定した。

●距離や遮蔽物の条件を変えて実測
図1 実際のオフィスで通信速度を実測した。オフィススペースには全体に机が並べられている
図1 実際のオフィスで通信速度を実測した。オフィススペースには全体に机が並べられている
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実測テストの概要

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 11acの通信速度の計測には、親機・子機ともにバッファロー「WZR-1750DHP」(規格通信速度1.3Gbps)を使用。それぞれにノートパソコンを1000BASE-Tで有線接続して速度を計測した。使用したノートパソコンは親機側がエプソンダイレクト「Endeavor NA601E」、子機側がエプソンダイレクト「Endeavor NJ3300」。参考として、ac親機とn子機(ノートパソコンの子機機能)の通信速度、n親機(バッファロー「WZR-600DHP」)とn子機(ノートパソコンの子機機能)の通信速度も計測した。計測に使用したソフトは「LAN Speed Test(Lite)」。親機側のノートパソコンにあるフォルダーへのアクセス速度を5回計測し、最も良い値を採用した。なお、ハードディスクのデータ読み出し速度が影響しないよう、親機に接続したノートパソコンにはRAMディスクを作成した