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 米マイクロソフトは2013年10月17日、Windows 8の改良版となる「Windows 8.1」の提供を開始。Windows 8のユーザーは、アプリ配信サービス「Windowsストア」から、無料で入手できる。

 2012年10月26日に発売されたWindows 8は、タブレットを代表とするタッチ対応パソコンでの使用を想定し、全く新しいユーザーインタフェース(UI)を採用した。それを象徴するのが、タイル状のアイコンが並んだ「スタート画面」。Windows 7以前と同じ「デスクトップ画面」も継承しているが、「スタートボタン」や「スタートメニュー」がなくなり、スタート画面に取って代わられた。こうした劇的な変化に対し、従来のUIに慣れ親しんだ利用者からは、不満の声も少なくない(図1)。

図1 タッチに対応するために操作体系を刷新したWindows 8は、利用者の戸惑いも大きかった。Windows 8.1は、そんな利用者の声を反映して使い勝手を高めたという
図1 タッチに対応するために操作体系を刷新したWindows 8は、利用者の戸惑いも大きかった。Windows 8.1は、そんな利用者の声を反映して使い勝手を高めたという
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 そこでマイクロソフトは、改良版である「8.1」を、わずか1年足らずで登場させる。同社はこれまで、OSのバージョンアップは3年ごとに行うのを基本とし、その間に登場する改良版は「サービスパック(SP)」と呼んできた。一方、Windows 8.1については「サービスパックではない」と同社は語り、その新規性を強調する。実際、OSの内部的なバージョン番号を見ると、Windows 8.1は「6.3」。Vista→7→8というバージョンアップと同じだけ、数字が増えている(図2、図3)。それだけ大きなアップデートというわけだ。

図2 Windows 8.1のバージョン情報を見ると、ロゴマークは「Windows 8」のままだが、内部的なバージョン番号は「6.3」に上がっている
図2 Windows 8.1のバージョン情報を見ると、ロゴマークは「Windows 8」のままだが、内部的なバージョン番号は「6.3」に上がっている
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図3 Windows 2000以降の内部的なバージョン番号。マイクロソフトはWindows 8.1を「8のアップデートである」としているが、バージョン番号の変化を見ると、Vista→7→8というメジャーバージョンアップにも相当する大きなアップデートといえる
図3 Windows 2000以降の内部的なバージョン番号。マイクロソフトはWindows 8.1を「8のアップデートである」としているが、バージョン番号の変化を見ると、Vista→7→8というメジャーバージョンアップにも相当する大きなアップデートといえる

 ユーザーからのフィードバックに応えた「改善」と、各種の「機能拡張」を追加したというWindows 8.1。どのようなOSに仕上がったのか。その操作性を中心に見ていこう。